アガツマのアンパンマン よくばりボックスDX
2024年4月時点で株式会社アガツマのWEBサイトを確認すると、アンパンマンの知育シリーズのサイトに「アンパンマン おおきなよくばりボックス」はあるが、DXは無い。今は販売されていないらしい
7つの面に遊びやおしゃべりがつまっています とのこと
症状: 上面にある8つの鍵盤のうち左4つの音が出ない。
前の扉の開閉がうまくできない。
故障診断と修理: 電池チェック 単三電池3本 1.3Vだが該当の鍵盤以外の音は出るので、電池が原因ではなさそう。
底板を外す。底面には電池BOXとスピーカーが付いている。長期戦になりそうなので、写真を撮った後に、はんだゴテを使ってこの配線を外しておく。
上面を外したところ
鍵盤のスイッチが付いているプリント基板が割れている。
修理のためプリント基板のネジを外したところで、プリント基板が完全に割れてしまった。
割れた部分に裏側から補強ベーク板を当てることとする。手持ちに両面生基板があったので、既設基板の形に合わせて加工した。
エポキシ系接着剤を塗って貼り合せ、ステンレス針金で固定した。
接着剤が固まるまで、万力で挟んで固化を待つ
補強用のベーク板は銅箔が貼ってあるので、ステンレス針金で固定したプリント基板の銅箔部分はルーターで削った。
ビニール被覆線でジャンパー。くしの歯スイッチ部分は、当初、導電性塗料での修理を試してみたが、導体が細いためかうまくつながらない。
今回のくしの歯スイッチは銀色の箔で作ってある。余白部分で試してみるとはんだが効く。導電ゴムが当たる部分に掛らないように、細い銅線を併用しながらはんだ付けで接続した。
基板裏側の様子
アンパンマンが付いている前の扉の開閉がうまくできない原因は、蝶番が付いているところでひび割れているため。
裏側から紫外線固化の接着剤を塗布。紫外線で固化させた。
ドアの反対側を紙やすりで削り、うまく開閉できるようにした。
ドアのラッチがうまく動かない。ドアのレバーを動かすとラッチが効くので、自動で閉まるのではなく、ドアレバーを操作して閉めるように説明した。
動作確認: 8つの鍵盤すべてで音が出ることを確認。
その他の押しボタンの動作を確認。全てくしの歯スイッチの清掃で修理できた。
2024年4月時点で株式会社アガツマのWEBサイトを確認すると、アンパンマンの知育シリーズのサイトに「アンパンマン おおきなよくばりボックス」はあるが、DXは無い。今は販売されていないらしい
7つの面に遊びやおしゃべりがつまっています とのこと
症状: 上面にある8つの鍵盤のうち左4つの音が出ない。
前の扉の開閉がうまくできない。
故障診断と修理: 電池チェック 単三電池3本 1.3Vだが該当の鍵盤以外の音は出るので、電池が原因ではなさそう。
底板を外す。底面には電池BOXとスピーカーが付いている。長期戦になりそうなので、写真を撮った後に、はんだゴテを使ってこの配線を外しておく。
上面を外したところ
鍵盤のスイッチが付いているプリント基板が割れている。
修理のためプリント基板のネジを外したところで、プリント基板が完全に割れてしまった。
割れた部分に裏側から補強ベーク板を当てることとする。手持ちに両面生基板があったので、既設基板の形に合わせて加工した。
エポキシ系接着剤を塗って貼り合せ、ステンレス針金で固定した。
接着剤が固まるまで、万力で挟んで固化を待つ
補強用のベーク板は銅箔が貼ってあるので、ステンレス針金で固定したプリント基板の銅箔部分はルーターで削った。
ビニール被覆線でジャンパー。くしの歯スイッチ部分は、当初、導電性塗料での修理を試してみたが、導体が細いためかうまくつながらない。
今回のくしの歯スイッチは銀色の箔で作ってある。余白部分で試してみるとはんだが効く。導電ゴムが当たる部分に掛らないように、細い銅線を併用しながらはんだ付けで接続した。
基板裏側の様子
アンパンマンが付いている前の扉の開閉がうまくできない原因は、蝶番が付いているところでひび割れているため。
裏側から紫外線固化の接着剤を塗布。紫外線で固化させた。
ドアの反対側を紙やすりで削り、うまく開閉できるようにした。
ドアのラッチがうまく動かない。ドアのレバーを動かすとラッチが効くので、自動で閉まるのではなく、ドアレバーを操作して閉めるように説明した。
動作確認: 8つの鍵盤すべてで音が出ることを確認。
その他の押しボタンの動作を確認。全てくしの歯スイッチの清掃で修理できた。