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それぞれの居場所

2007年08月27日 23時59分24秒 | Weblog
S報寺さま二日目。
初めてのご縁で法要全体の雰囲気が掴めていないこともあり少々戸惑いながらの二日目。こちらのお寺の報恩講は色々なものが組み込まれている。

午前中は、まず報恩講のお勤めがあり、その後重ねて昨年の報恩講から今年の報恩講の間に往生された方の追悼法要(これで約一時間)、その後法話一席。
おときが済み午後の法要。私の勝手な思いこみでお勤めは30分程度だろうと出向案内を今か今かと待っていたが、待ち人来たらず。結局本堂に案内されたのが1時間後の2時30分。二席の法話をと指示されていたので、控えているときお話の進め方を珍しく考えていたのだが、その後3時45分から「S報寺おもしろ市」というバザーが開かれるので、その前にはお話を終える必要あり。

時計の進むのを目にやりつつ、お話をどんどん端折り約束通り3時40分に終え、そのバザー見学(掲載写真は、その時の様子)。坊守さんにお聞きしたところ約12万円の売り上げがあったと(その売り上げの行き先は聞き忘れてしまった)

その後、学生時代の同じクラブの同級生が、同じ組内のお寺に坊守として嫁がれているのだが、その方がお聴聞においでになっており、一緒にその方のお寺に表敬訪問に行く。S報寺さま坊守さんに迎えに来てもらい本堂で行われている歌謡ショーの音響を耳にしながら、ご門徒の手打ちそばをおなかの虫押さえに頂戴。

夕刻6時30分より「万灯会」。BGMとご住職の心に響く言葉が流れるなか日曜学校の子どもたちと今年三回忌を迎えられたご遺族の方々によりローソクの明かりが次々と内陣前の燭台にお供えされていく。
それが終わった時点で今年3月に本願寺で開催された「少年連盟中央教習」に参加した三人の子どもたちの感想文発表。

7時30分より法話二席。9時前にお話を終え、出勤後住職方はすでに始められている食事会に合流。論断風発し気がつけば午前1時過ぎ。明日の朝7時よりのお朝事に備え静かに退散し就寝。これが今日のざっとしたスケジュールであった。

誠によく布教使を使いきって下さるお寺で有り難いことである。
9月の彼岸前からが法要シーズン。例年この時期は布教からは少し離れているものだが今年はそれがこの時期から布教、それも報恩講ときている。てんこ盛りの法要内容と共に口慣れない中でのお話である。従って少々戸惑っている次第。

しかし、このS報寺さまのご門徒さん法要の各部分を手分けをし関わってらっしゃる。まるで水を得た魚のように嬉々としてそれぞれの役割に打ち込まれるのを見ながら、それぞれの居場所が確実に用意されていることの大切さを思った次第。

それにしても、私にまでそんなに用意しなくても・・・・(笑)

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