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難民高校生

2014年07月30日 19時36分55秒 | Weblog
朝日デジタルニュースにあった記事を私の資料としてコピペ。

居場所がない少女たち、
性被害に「難民高校生」考える

山本奈朱香記者 2014年7月30日15時58分

 家庭や学校で「居場所がない」と感じる少女たちが、「JK(女子高生)」を売りにする性被害に巻き込まれている。被害の増える夏休み、高校生自身がこうした現状について学ぶ講座が名古屋市内であった。

 「JKリフレやJKお散歩。知らない人、いますか?」

 20日、名古屋市立大を会場に開かれた「愛知サマーセミナー」の一講座。居場所のない「難民高校生」の支援を進める仁藤夢乃さん(24)が問いかけると、10人ほどの手が挙がった。

 個室で少女が客の手足をもむなどのサービスをする「リフレ」と、客とデートする「お散歩」。裸にされて写真を撮られる被害などを仁藤さんは説明し、「名古屋にもある。気をつけて」と呼びかけた。

 仁藤さんも、親や学校から逃れて安心して過ごせる場所を求め、東京・渋谷に通った「難民」だった。声をかけてくるのは、援助交際を持ちかけてくる大人ばかり。紙コップを出されて「つばを入れてくれたら5千円あげるよ」と言われたこともある。

 同じように居場所のない友人の多くが、風俗の世界に引きずり込まれた。10代で自殺した友人が3人。望まない妊娠をした友達もいる。高卒認定試験のために通った学校で信頼できる大人に出会い、居場所を見つけたが、「あの出会いがなければ、私も同じようになるはずだった」。

 大学卒業後、一般社団法人「Colabo」を立ち上げ、渋谷で「難民高校生」の居場所を作る活動を始めた。この夏休みは渋谷や新宿の夜の街を、中高生や大人に見てもらうツアーも始めた。

 セミナーで、高校3年の奥富南帆さん(17)は、制服姿の少女と中年の男性が市内の繁華街を歩く姿を目にしたことを打ち明けた。「あれは『お散歩』だった。実際に目にしていても情報を知らないと見過ごしてしまう」

 最近は携帯電話の無料通信アプリの普及などで、まじめそうに見える子が、親や教師も気づかないまま巻き込まれるケースが増えているという。仁藤さんは「問題が身近にあることを知り、高校生も大人も自分にできることを考えてほしい」と訴える。(山本奈朱香)


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