気象が好きなんです。

気象の仕事をしている社会人の日記

社会人と学会

2008-06-04 23:24:46 | 気象(専門編)
こんにちは。お久しぶりです。metloveです。
5月はゴールデンウィーク明けから本当に慌ただしく、あっと言う間に過ぎてしまいました。
そんな中もこのブログを訪問してくれた皆さん、本当にありがとうございます。

何故そんなに慌ただしかったかというと、学会に参加していたのです。
久しぶりの関東は、何だか新鮮な様な、変わらない様な不思議な感じがしました。
仕事柄、私は割と学会やシンポジウムに参加することが多いです。
平日の学会に参加できることは、社会人では貴重な気がして、ありがたいなと思っています。

学会に行く一番の醍醐味は、知的交流だと思います。
特に発表をすると、自分があまり交流のなかった分野の人とも交流できます。
お互いに研究や調査を進めるヒントを得ることが出来ます。

自分が好きだというだけで研究を進めていけた学生の頃とは少し違うけれど、気象の世界の最先端に、未だに参加表明をし続けていられることが、やはりうれしいのです。

残念ながらやはり社会人になると(特に気象とは直接関係していない職場に就職した場合は)学会への参加がぐっと減ってしまいますね。
仕方がないことではありますが、同じ様に気象を研究していたり、気象を好きだったりした同世代の人たちが少なくなるのはさみしく感じることもあります。

けれど、逆に予報士になって初めて学会に来たという方も居ました。
そんな好奇心の強い人々に出会うと、パワーを分けてもらった気がします。

このブログを読んで下さっている気象好きな皆さん、ぜひ一歩進んで学会にも足を運んでみて下さいね