西風~年がら年中真っ黒け~!

157/ 大井谷棚田・中垣内棚田にて~(^^♪

山の勾配を一気に駆け上がると、目の前に広大な棚田が見えてきた。 見晴らしの良い適当な所で車を止め、外に出て大きく深呼吸~ 朝7時半の山間部の空気は冷たく澄んでいて、鼻の奥がツンと刺激される~

此処は島根県柿木村から北に約4~5k行った山間部に在る「大井谷地区」~棚田百選にも名を連ねる「大井谷石垣棚田」と聞いてご存知の方居られるでしょう。

A1大井谷棚田 約600枚の棚田が在るそうです 

この自然石を用いた石積みの棚田が現在約600以上在るそうで、全盛期には1000を越える石垣棚田が在ったそうです。

少し冷たい空気にさらされて棚田中央に通るアスファルト道を歩いてみる~下から眺めると、機械では無く、全て人の手作業で積み上げられたのだと思うと、改めて「人」の「力と英知」の素晴らしさを思い知らされる・・・

A2大井谷棚田 鏡のような水面です

~暫らくして、次は益田市西部に位置する「中垣内棚田」を訪ねてみる。此処の棚田の歴史も古く、大井谷棚田と同じ地域開拓の起源が平安794年~室町1543年と云われる。

この「中垣内地区」の棚田は現在147枚在り、意外と少ないのに驚かされたが・・確かに手の入っていない棚田も多数目に付き、やはり高齢化や後継者不足・・そして国の「減反政策」も大きな原因で、其れを思うと正直悲しい~(/_;)

B1_2中垣内棚田 現在147枚の棚田が在る 全盛期にはかなりの枚数が在ったのが想像つきます

だけど、「水田」や「棚田」を見ているだけで不思議と懐かしく感じ心癒される~其れは遠い古の時代から受け継いだ農耕民族で在る日本人・・私達のその奥底に眠るDNAがそう思わせているのでしょうね~

B2_3中垣内棚田
 今回、田植えの最盛期を迎える「棚田」を訪ねてみた~あの棚田の上を走る爽やかな風を顔に受けると、身も心も清々しい気持ちにさせられ、何だか力が漲って来る~(^。^)~

 さて、友人の皆様。長かった大型連休も終わり、今週から日常に戻って行かれる事でしょう~また、気持ち新たに元気一杯!頑張っていきましょう~(^^♪

『今回訪ねた「木造の学び舎」 ①柿木村立白谷小(1967年廃校) ②益田市立柏原小(2002年廃校) ③益田市立中西小中垣内分校(2002年廃校) ④益田市立中西小(現役) ⑤益田市立馬谷小(2003年廃校) ⑥益田市立真砂中(現役) ⑦益田市立真砂小(現役) 現役木造学び舎3校 廃校及び閉校木造学び舎4校  』



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