やったろ!既卒からの社会人奮闘の記録

何事も一歩一歩。それをモットーとして人生という茨の道を前向きに進んでいく。

もうすぐあの事故から一年

2006年04月10日 15時17分16秒 | 雑記過去ログ
4月も中旬になろうとしている。そう来ると忘れられない悲しみが蘇ってくるように思える。
そう、もうすぐであの福知山線での脱線事故から1年だ。

あの事故で感じられたことは、鉄道安全神話の崩壊といえるという側面もあるし、
利益追究と安全管理とは相反するものということを思い知らされた。
特に、JR西日本は国鉄民営化のころからアーバンネットワークといわれる
大阪近郊地域路線を中心に新快速・快速の高速化・増便及び停車駅の増加などの
私鉄との競合対策に最も力を入れていたような感じでした。
しかし、長い目で見れば信頼とブランドという利益につながるわけですが、
目先の利益や株価としてはなかなか出てこないというのが安全管理中心経営方針の難点だという実感。。
しかし、安全対策の不備(日勤教育で見られた人材の使い方の粗さも含む)から、
起こったのが、福知山線の事故だったし、救急隊員死傷事故・信楽高原鉄道での事故だったと思うし、
そこからの教訓が全く生かされていないと感じた。
まさに、急がば回れ+経験は最大の教師である。ただし、授業料は高いという教訓ですね。

そう考えつつ、「安全管理とユーザー系IT企業としての果たすべき役割」を加味したうえでの、
鉄道会社系ユーザーIT企業の志望動機を考えながら、その事故についてふと思い出した。

最後に、福知山線での脱線事故で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。