ＷＷＯＯＦ！！！

昨年から、wwoofのホストに登録しています。

wwoofとは、willing workers on organic farm　の略で、大雑把に言うと、有機農業を支援、拡大することを主目的としたボランティアのネットワークです。

　一言で『有機農業』と言っても、その定義は、これまでかなり大まかな捉え方でした。数年前から、日本でも、有機農業に関する法律が出来て、具体的な定義づけがなされるようになりました。

　結果、日本では有機農業があまりにも少ない実態が、浮き彫りになったのではと思います。

　私が有機農業の普及に力を入れたいのは、例えば、有機栽培の農産物を食べたいと思ったときに、手に入らないという世の中には、したくないから、なのです。

　あるいは、有機農業の農場で働きたい、という人が、その希望をかなえられる世の中でなければならないと、思っているからです。

　食料選択の自由と、職業選択の自由は、保障されるべきものだと思っております。

　
　さて、昨日、日曜市へ向かう途中、買い物があったので、宇和町のコンビニへ立ち寄ったのですが、そこでも、おもしろい出会いがありました。

　自転車ツーリングで、四国を回っているという、にいちゃん。

　『にいちゃん、どっからきたん？』

　気軽に話しかけるうち、まるで昔からの友達と話すような感覚に。(たいてい、四国の人は気軽に声をかけます。旅人に温かい、お遍路文化です)

　で、話をしているうちに、にいちゃんが最近wwoofの会員になったという話が。

　『おお！わし(アベッカム)はwwoofのホストやっとるんよ！』

　路上でばったり出会った人間同士が、有機農業に関心のあるもの同士だったとは！

　こういう時代が、ようやくやってきたのだなあと、思います。

　
　この自転車のにいちゃんも、いつか私の農園に来るかもしれません。

　今年の夏には、ニュージーランド、フランスから、wwoofのボランティアが来る予定になっています。昨日は、アメリカからも問い合わせがありました。

　世界中のネットワークが、新しい未来を創造してゆくのだと思うと、わくわくしますネエ。

　あと、海外旅行に行かなくても、海外のお友達が出来るのは、とってもお得な感じがしています。