HAPPY MARYLAND

アメリカ メリーランド州での生活のあれこれ

グランドキャニオンとその周辺の旅☆2017 ~第3章:アンテロープキャニオン~

2017-08-06 14:54:40 | 旅行・観光

こんにちは~。第3章まできました。岩の曲線と地層が美しいアンテロープキャニオンです。

 

 【第3章】アンテロープキャニオン ~曲線美の岩と断崖絶壁の絶景~

 

ブラフの町からアンテロープキャニオンまで2時間程。あっという間に着いてしまうので、寄り道をして行ってみることにしました。

地球の歩き方によると、グースネックというところが無料で入れて、アンテロープにあるホースシューベンドと比べてみるのがよかろうということなのでそこに決定。しかーし、無料と思っていたら、$5でした。そんなに取るなら、さぞかし素敵なトイレがあるのか?!と思ったらぼっとんでした。何もないところですから、仕方ない。

グースネック

空いていてよかったですけどね。谷間の川にカヌーやゴムボートで遊泳していました。気持ちよさそう~

 

そうこうしているうちにお昼が近づいてきました。ちょうどカイエンタ(Kayenta)の町を通るところだったので、ここでランチ。目新しいものはなく、サブウェイで。一角に洗車場もあったので、洗車洗車。モニュメントバレーのオフロードで砂埃まみれの車をきれいにしました。


あとはアンテロープキャニオンまでひとっ走りです。拠点となる町はペイジ(page)といいます。ホテルにチェックインして、ビジターセンターへ。そこで、アンテロープキャニオン見学の予約ができます。アッパーとロウアーがあって、両方見学したいならば、2つに申し込まなければなりません。アッパーは$50、ロウアーは$25でした。旅行パンフなどでおなじみの光の差し込むあの光景はアッパーの方です。ただ、アッパーは、狭いので一度に入れる人数に限りがあり、予約はすぐいっぱいになってしまうそうです。しかも、光の差し込む神がかった光景を見るには、正午前後のお日様が一番高い位置にある時だけ。前日に行った私たちも当然予約は取れず。

一方、ロウアーは、一度に入れる人数が多いので、予約しなくても大丈夫とのこと。ロウアーの方は、岩の割れ目に鉄砲水が何度も流れてできたもので、見学できる距離も長く、天井が空いているので、日の高さを気にすることなく楽しめます。上から一直線に神光が差し込むところはありませんでしたが、すごく美しかったです!飽きるほど楽しめました。

ロウアーに行くことにして、一応ホテルに帰ってからネットで予約も入れました。ロウアーキャニオンのパーキングに行くと、ツアー会社が2社並列しています。駐車場入り口側から「Dixie」社、「Ken's」社。

私たちは、Dixie社にしました。決めてはHPの好感度かな。こちらが駐車場入り口に近いDixie社の受付。

キャニオン受付

 

遠くの方にもう1社ありますね。あちらがKen's社。

キャニオンまで歩く

 

後でガイドさんから聞いたとことによると、この2つの会社経営者は兄弟だそうです。もともとは一つの会社だったのだけど、仲たがいしてしまったそうな。金問題か??(笑) キャニオンに入る人数に制限があるので、Ken'sとDixieの客は15人ずつ交互に入ることになっているそうです。そんなわけで、双方の客は待ち時間が増えるだけでいいことないぞ。早く仲直りするといいのに。

ふと、予約時間は、アリゾナ時間なのかナバホ時間なのかと疑問になって、一応ナバホの時間で行ってみました。ツアー会社の時計を確認すると、アリゾナ時間でした。あー、1時間待つのかー、と思っていたら、早く入ってもいいよと言われ、予約時間より30分早く出発できました。

ここから歩いて15分くらい歩きます。砂漠の民のようです。

砂漠の民のよう

 

 

おや、なんとキャニオンの入口に行列。サンルーフがあるので助かりましたが夏はそれでも暑そう。このサンルーフのところまでは10分くらいでした。

サンルーフもっと長くして~

 

みるみるうちに行列

1回に75人は入れるとのことですが、夏休みシーズンは、このサンルーフあたりから3時間待ちになることもあるそうです。しかも行列はサンルーフのところには入り切れず、炎天下で待たないならないのです。何のための予約なんじゃ!!どうやら、わざとオーバーブッキングやってるみたいです。一応、公園管理局の人が見張っていて、あまりに度が過ぎると注意されるそうです。私たちが行ったのは、イースター休だったので、夏休みほど混んではいないものの、1時間待ちました~(×_×)

いよいよ、入りま~す。

キャニオン入口

 

階段降りたてはこんな感じ。おお~、皆シャッターを押しまくりますが、ガイドさんから先は長いから焦るなと。

アンテロープキャニオン1

 

アンテロープキャニオン2

 

アンテロープキャニオン3

 

アンテロープキャニオン4

 

アンテロープキャニオン5

 

アンテロープキャニオン6

 

1時間以上てくてくと歩いて、ゆっくり見学できます。というか、前が詰まっててゆっくり歩いてます。これだけ見ればもう十分っす。年間1,300,000人が訪れるそうです。儲かってまんな~

ちなみに、昔はガイドなしで自由に入れていましたが、1997年に天候が悪いのに見学していた人が、鉄砲水にあたって死亡事故となり、それ以降ガイド付きでしか入れないようにしたそうです。

 

こちらが、我らがガイドさん。

ガイドさん


アンテロープキャニオンは、並ぶことを除けばすぐ観光し終わりますので、他のスポットも組み合わせてのプランがおすすめです。近場では、グレンキャニオンダム、ホースシューベント、レイクパウエルなどがありました。私たちは行かなかったけどちょっと足を延ばしてレイクパウエル公園もよさそうです。朝日を見に行ったワーウィープ展望台(Wahweap Overlook)も素敵でした。料金所がありましたが、早朝だったので、スルーできました。

朝5時頃、お日様はまだ見えてませんが、だいぶ明るくなっています。ホテルから20分程なので、眠い目をこすらせて車を走らせました。急げ~

Wahweap朝日

 

ちなみに、反対側は砂漠に浮かぶ早朝の月。

朝日の反対は

 

ご来光~

ひーくんも川辺に降りてたたずんでました。

Wahweap朝日のぼる

 

でも、私が一番感激したのは、ホースシューベンド(hoseshoe bend)。滞在中、2回も行っちゃった。グースネックのダブルで壮大なのも悪くなかったけど、ホースシューベンドは、岩の黄土色と水の青のコントラストが印象的で、その広大さもすごい!なんでここが無料で、グースネックが$5なのか、謎すぎる~

ホースシューベンド

 

こちらは、夕日のシューベンド。

夕日

十分に広い駐車場がありますが、路駐の車もわんさかです。1回目に到着したときは、中国人ツアー客がそれはそれはいっぱいいて、もう、大混雑。

下の写真の地平線が駐車場です。またもや砂漠の民のように歩いてきました。

またもや砂漠の民

 

ご覧の通りの混雑ぶり。ちょっと奥に行けば空いてきます。岩場を登って見下ろすのもまた良し。風が気持ちいい~ 

混んでる

 

 

ペイジで食べたメキシカン。El Tapatio

肉にテキーラをかけてファイアー!!おじさん、熱さに顔をしかめてます。

燃えるステーキ

 

燃え尽きました。 

燃えたあと

 

こちらは、Bonkers。イタリアンかな。ピカタ頼みました。ま、ふつう。ホールブルックのイタリアンレストランのレベルの高さに改めて気づいた夜でした。

ピカタ

 

次回は、最終回のグランドキャニオンです。まったね~ 

 

序章 (その一)ずっこけ道中 (その二)セドナ ~水と岩の滑り台とアート空間~

第1章 ホールブルック ~カーズの軌跡と化石の森~

第2章 モニュメントバレー ~フォレストガンプの軌跡とナバホ人~

第3章 アンテロープキャニオン ~曲線美の岩と断崖絶壁の絶景~

第4章 グランドキャニオン ~壮大な絶壁と1マイルウォーク~

 

グランドキャニオンとその周辺の旅☆2017 ~第2章:モニュメントバレー~

2017-07-27 08:42:51 | 旅行・観光

帰国の騒動で、ずいぶん間が空いてしまいました~。日本に帰ってきちゃうと、アメリカに住んでいたことも、最後のアメリカの旅行もなんだか遠い昔のよう。がんばって思い出して書いてみます。

【第2章】モニュメントバレー ~フォレストガンプの軌跡とナバホ人~ です。


ナバホの人々

化石の森を後にし、モニュメントバレーに向かいます。この時点で、13時を回ってました。到着は早くても17時は過ぎそうです。日没近くのツアーに行けたらいいと思っていましたが、16:30閉園らしいので諦めてホテルに向かいます。ホテルは、モニュメントバレーから1時間程離れたブラフという町です。旅行を計画したのが1週間ほど前なんで、パーク内も近隣のカイエンタやメキシカンハットのホテルもいっぱいでした。


スクールバス道すがら、下校時間に当たってしまったようで、スクールバス停車による一時停止の目にあいました。降りてくる子供たちの容姿からナバホの子だと分かります。

アメリカ先住民のナバホ族の祖先は、氷河期に北東アジアからシベリア、アラスカを通って、アメリカ大陸に入り、南下してきた説通り、肌の色や体系はアジアの系統に近く、妙に親近感が湧いてきます。

アメリカの小学校は、イースター休暇中でしたが、ナバホの人たちは、キリスト教じゃないからイースター休暇は関係ないんですね。見渡すところ家はすごーく遠そうです。家族全員と犬までも、バス停にお迎えに来ていたところもありました。 

 

 

 





こんなところをガンガン走って、ホテルに着いたのは手元の時計で18時頃だったような。

 

ココペリインこの日のホテルはKokopeli Innというモーテルです。

ココペリとは精霊の名前で、ホテルの看板にあるような容姿で描かれます。ココペリが笛を吹くと雨が降って、作物が実るそうです。ありがたや~、ココペリ。名前もかわいくてすっかり気にってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さあさあ、ごはんごはん。ここでもチョイスは、2軒だけ。Duks Steakhouseか、Cottonwood Steakhouse。後者を訪れました。

ステーキ

本日はステーキなり。

ところで、このプレースマットが素敵でしょ。ナバホの伝統工芸品だそうです。羊毛を糸にするところから、草木で染めて織った手間のかかる作品で、それはそれは見事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プレースマット私も、似たようなのを買いました。セドナで。私のはナバホの人の作品ではないのですが。だって、ナバホのは高額すぎて、手が出なくて。

上のレストランに写っているマットと比べると貧弱に見える(涙)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画のロケ地

次の朝、モニュメントバレーを訪れました。もうすぐ到着する手前に、かの有名な映画の撮影スポットが現れました!

フォレストガンプ地なんの映画でしょうか?

・・・・・

そうでーす。フォレストガンプです。ガンプが走りに走って、はたと走るのをやめたところ。

みんな、道路の真ん中に出て写真撮りまくり。危ないよ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飛び込みでツアーを予約

さて、モニュメントバレーに到着しました。ここは、ナバホの人々が管理する公園なので、ナショナルパークパスは使えませんよ。入場料は$20でした。有効期限は1日だけ。昨日の夕方訪れてなくて内心ほっとしたわ。ナショナルパークは、1週間有効だからその感覚だったよね。

まずはツアー申し込みだ!辺りを見回すと、駐車場の一角に、ツアー受付と思われる小屋を発見。ガイドブックによると、日の低い、朝一か日没時が良いとあるので、最終時間の17時を予約しました。

ツアーでないと行けないところがあるので、せっかく来たのなら、ツアーに参加するべしってことで、2時間半のコースにしました。一人$85、と聞こえたんだけど、合計金額を見ると$190となっていて、3人なのになんか安いわ~、子供は割引してくれたのかな?ま、相場通りなんでいいや、と黙っておきました。カードで払おうとすると、現金のみと言われる。えー、現金商売なのかー。こっちはカード社会のしもべなんで、190ドルも持ち合わせがあるはずもなく、とりあえず、前金を少し入れて、予約完了!残りは、パーク内のATMでおろしました。すると、時間間違えないでね、とiPhoneの時間を見せられる。ナバホネイションでは夏時間を採用しているので、アリゾナ時間+1時間なのです。まんまとアリゾナ時間のままだったよ。面倒だな、夏時間。


バレードライブを走ってみる

モニュメントバレー

ツアー予約でほっとして、初めの一枚はこれ。

この光景、旅行パンフでよく見るね。この時点で11時。ツアーまで6時間もある(笑)

ツアーで行くかもしれないけど、自分たちでもドライブしてみっか、ということになりました。

写真の中央にある道わかりますか?ここを通って行きます。バレードライブというそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギフトショップをザーッと見て、サンドイッチを買ってしゅっぱーつ。17マイル(27km)の未舗装道路を行きます。ガタガタです。ゆっくりしか走れないので、往復1時間以上かかります。

岩のはじっこ結果的には、ここはツアーでは訪れなかったんで、行ってよかったです~

結構高いところに岩がつきだしててスリル満点だったよ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バレードライブから戻って、お土産を物色。いろいろ買いました~

17時からのツアーだと、戻ると19時半。夕飯は先に済ませたいね、ということでレストランに行ってみましたが、ディナーは17時オープンとのこと。うー。ただ、サラダバーはやっていたので、サラダとスープを食べることに。野菜は新鮮だし、スープも美味!

 

いよいよツアー開始!

そんなこんなで、あっという間にに6時間は経ち、ツアーの時間になりました。ツアーは、10人くらい乗れるオープンカーで 、砂ぼこりを浴びながら行くものと思っていたら、バンとどっちがいい?と聞かれ、バンを選びました。都会派だねと言われましたが、窓ありがいいです~。しかも、その時間の客は私たちだけ!わーい貸し切り♫

ところで、Back To The Futuer Ⅲの舞台はモニュメントバレーが使われたそうですが、ガイドのダニエルは、馬に乗って出演したとのこと。さっそくチェックじゃ!

Back To The Future Ⅲダ、ダニエルはどこなの?そもそもこの中にいるのかね~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貸し切りのツアーは素晴らしく、岩の名前なんかどうせ後から観光用につけたんでしょ~?!なんて斜に構えていたけど、いろいろ説明してもらったおかげか、各々の岩に愛着が持てました。

ホーガンしばらく、一般車進入禁止のところを走って、ホーガンのある所に連れて来られました。

ホーガンとは、ナバホ人の家で、木枠の上に土を盛りつけて作るそうです。

ガイドのダニエルの実家はホーガン建築家なんだって。修理しつつだと思いますが、100年位は耐えるとのこと。写真手前が男性用、後ろの丸みをおびたのが女性用なんだって。

今は、ホーガンに住む人は減ったというものの、それでもこの伝統的な家に暮らす人は大勢いるとのことでした。









そびえ立つ岩このホーガンは、観光用のようですが、目の前にはこんな岩がそびえ立っていました。広大な大地に居座る存在感がすごい。朝起きて、こんな岩を見たら、なんだか拝みたくなっちゃうよ。

ホーガンの中も見学させてもらいました。女性が一人座っていて、事前に教えてもらったナバホの言葉で挨拶します。(もう忘れた~)羊の毛から毛糸にするまでのデモをしてくれたり、織物の説明をしてくれたり、最後にはしっかりチップも催促されました。想定外の見学で、小銭を使い果たしたのであった。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナバホネイションでは、飲酒が禁止なのだけど、ダニエルに飲まないのか聞いたら、ナバホネイションから離れていたときは飲んだけど今は飲まないと言ってました。昔はナバホの人もビールに似たようなものを作って飲んでいたらしいのですが、最近になって禁酒の法律ができたということでした。多くのアメリカ先住民が絶滅させられる中、ナバホの人々は、法律や学校、警察に至るまで自治をすることで仕事を作って、部族存続に成功したようですが、基本的には貧しいナバホの人たち。これまで、酒やドラッグにおぼれる若者が多くなってしまった事実が背景にあるようです。

バレー1バレーツアーにもいくつか観光ポイントがあって、都度止まってくれました。それぞれ名前がありましたが、今となっては...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バレー2

 風と雨にあたって、このような形に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バレー3かたやこんな絶壁もあったり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パノラマ縦

人生初のパノラマ縦使い。迫力ありました~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バレー4何万年か前のお絵かき

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バレー5

 ド迫力のアナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バレー6

夕方、日が低くなり、光と影が岩にあたって、より立体的に見えました。昼間は影がなく、光も強いので、のっぺりした印象があります。早朝と日没前がおすすめなのはこのためですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

帰り道、10人乗りオープンカー運転してきたを奥さんと遭遇し、運転交代。奥さんは、受付をしてくれた人でした。夫婦でガイドやってるんだね~。ひーくんと同じくらいの孫もいるグランマ&グランパのガイドさんでした。

モニュメントバレーには、300人位の人々が暮らしているそうです。国立公園内は、発掘禁止なため、地下水を掘ることもできないとのこと。そのため、水はトラックが運んでくるのだそうです。不便なのは承知の上、他の地に移らないのは、親族もこのあたりに住んでるし、祖先代々の土地だからだと言っていました。ここに暮らす人のほとんどは、園内にあるホテルを始め、観光業に携わり、それなりに収入もあると感じました。ガイドさんのお嬢さんも、ホテルで働いていて、スーパーバイザーだと言っていました。 

バレー7

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バレー8

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バレー9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

bare-10

時間もオーバーしているのに、奥さんに勧められて。水たまりに写しての撮影。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日没時のベストフォトスポットは

ツアーから戻ってきたら、19:45を過ぎていました。たくさんサービスしてくれたみたいです!ありがとう~。そして、ちょうど日が落ちようとしています。夕日を眺めている人もたくさんいますが、なぜか日が落ちる方とは反対方向にカメラを向けている人が大勢。

夕焼けの反対なるほど。皆さんこんなのを狙っていたのですね。夫も右に習えでiPadでパシャリ。空の色が幻想的。本格的はカメラマンたちは三脚を立てて、イスに座ってましたから、きっとすごい写真が撮れていることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラフ(Bluff)の町に戻ってみると、ナバホ時間と同じじゃ~ 目当ての店は営業終了。。。ホテルの隣のコンビニで、冷凍野菜とハム購入。持ってきたカップ麺と酒でしのいだ夜。

 

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序章 (その一)ずっこけ道中 (その二)セドナ ~水と岩の滑り台とアート空間~

第1章 ホールブルック ~カーズの軌跡と化石の森~

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第4章 グランドキャニオン ~壮大な絶壁と1マイルウォーク~

 

グランドキャニオンとその周辺の旅☆2017 ~第1章:ホールブルック~

2017-05-11 22:48:41 | 旅行・観光

ようこそ~

【第1章】ホールブルック ~カーズの軌跡と化石の森~ です。

この日のドライブはこんな感じ。

フェニックス→スライドロック州立公園(セドナ):2時間、セドナ→ホールブルック:2時間。

セドナの公園については【序章2】を見てね~


食料&お酒の調達

まずは水、フルーツ、ワイン2本、テキーラを調達。アリゾナといえば砂漠、砂漠といえばサボテン、サボテンといえばテキーラ!おお、初めて見るテキーラがいっぱいだぁ。店員のおすすめをチョイス。

テキーラ瓶<テキーラ瓶>ボトルがかわいくて(私にしたらかわいくない)持ち帰った空瓶










フェニックス、さすが首都。ホールフーズからトレーダージョーズまでなんでもあるよ。そして、アリゾナはスーパーにもハードリカーが売っていて素晴らしい!メリーランドなんかアルコールに厳しくて、昔から酒販免許を持っているスーパーを除いて、お酒は酒屋でしか買えません。最近なんて、州立の酒屋が多すぎるなんて議論までされてる始末だし。

もたもたしてたら、もう11時。目に入ったJimmy john'sでランチを済まして出発!

「ホールブルック」は小さな小さな町ですが、ちょっと楽しみがあります。ディズニー映画「カーズ」のモデルになったものがいくつかあるのです!男児の母としては興奮しちゃうわ~

 

アリゾナはグルメなのか?!

ホールブルックには夕方6時頃着きました。まだまだ日が高く、夕方の感じがありません。ただ、小さい町なので、夜は早そう。食いっぱぐれないように、夜ごはんを食べるのだ!

何度も言うようですが"小さな町"なので、Yelp調べでピンときたのは、2軒だけ~。イタリアンか、ステーキか。

迷ったあげく、イタリアンに決定。ホテルに近かったし。そしたら、このイタリアンが大当たり!今回、食事には期待していなかっただけに、いやー、びっくり。アリゾナ恐るべし。

子牛のピカタ子牛のピカタ(Veal Piccata)

このずぶずぶソースはどうなの?!とYelpで見ても思ったんだけど、このソースがウマウマ!レモンとケッパーが程よく効いて、癖になる味でした。サーブしてくれたターニャもすごく感じが良くて、久々にチップ20%が出ました~。

レストランはこちら Mesa Italian Restaurant





 

とまあ、この日ホールブルックでしたことと言えば、夕飯を食べたことくらいでした。


カーズの軌跡

翌朝、まずは、カーズに出てくる「あれ」を見に。

サリーズコーンあれとはこれです(笑)

サリーが経営していた"Sally's Cosy Cone Motel"が実際に!

ここは本当にモーテルなんです。予約はできないので、空いていたら入れるんですけど、そこまですることもないかな、と思って見学だけ~。各棟の前には、クラッシックカーが配置してあり、いい感じ。



 




 

 

メーター?

メーターですかね?色は違うけど



















 

マックイーンモーテルへとりあえず、持ってきたマックイーンが部屋に入るところを再現してみたり。。。


















 

ドックハドソン

ドック・ハドソン発見。塗装が全部剥げて、さびだらけ~。うう(涙)

カーズが先なのか、このモーテルが先なのか、謎。











 

このサリーのモーテル近くに、昨日候補になった別のお店がありました。やっぱり小さい町なのね~(←しつこい)このモーテルの対面にSafewayがあったので、ランチを調達。化石の森へ向かいます。


化石の森(Petrified Forest)

化石の森には、化石や珪化木がゴロゴロあって、たくさんあるトレイルを歩いて楽しむ、地味な公園です。先にこっちから回っておいて正解でしたわ。地味すぎて。石に興味のあるひーくんですが、珪化木には興味がないようで、、、ぶーたれ小僧になってましたが、大人にとっては味わい深い公園です。

場所は、ハイウェイ40号と国道180号の間にある南北に長い公園で、南北両方に入口があります。住所はなくて、カーナビに設定するなら、緯度と経度で設定します。サリーコーン付近には、「Perifiedはこちら」の看板があるので、設定しなくても迷わないよ。ガイドブックによると、南口の外側にギフトショップがあるので、北から入るのがおすすめ、とあったけど、看板に沿って来たら、南口に着いてしまいました。入口手前にギフトショップを発見。公園に入る前に、先にお土産の石たちを購入。

お土産の石

左が珪化木。外側にうっすらと木っぽい皮がある。あとは完全に石!

真ん中と右は、元々も石と思われます。






このギフトショップでトイレを借りたら、「この水には鉄分が含まれるので黄色いのだ」という貼り紙がありました。手を洗ったら手が鉄臭くなりました。ところで、鉄分が含まれる水はアルカリ性なのかな?ホールブルックのホテル浴びたシャワーは、水の切れが悪かったけど、髪の毛がすごくしっとりしてよかったです。

お土産を買って満足し、いざ南口へ。最初に、ビジターセンターに寄ります。恐竜の化石などの展示がありました。情報は、地球の歩き方と変わりなく。ここ2年ほどひーくんは、「ぼくはpaleolimnologist(昔の生き物を研究する人)になりたい!」というので、ここも訪れたわけですが、全く興味を示してません。単に、パレオリムノロジストって単語が長くてかっこよさそうと思っているだけに違いない。

珪化木木の化石、珪化木。こんなんがゴロゴロあります。 


















 

 

トレイル散策

時間がないので、「クリスタルフォレスト」と「ブルーメサ」のトレイルにだけ行ってみることに。

クリスタルフォレストクリスタルフォレスト。

1マイル弱のトレイルです。

見渡す限り、何もない~、珪化木だけがあちらこちらに散らばっています。

細かく砕けているのは、昔、ダイナマイトをしかけて粉砕したからなんだって。小さくなったところを運んで、宝石に加工して販売したそうで。それでもこんなに余ってるんだから、山のようにあったんだね。そう思うと、なんだかありがたくない。

 



 




ブルーメサ

で、こちらはブルーメサ。

約1マイルのトレイルです。

こちらは縞々模様の岩の間を歩いていく。岩が青みがかっているのが名前の由来か。

メサとは、浸食によって上部がテーブルのようになった状態のもののことだそうです。

曇り空でのおかげで、涼しく気持ちよく歩くことができました。夏は暑いんだろうなぁ。

 


 

 

 

 

 

 

岩にニュースが書かれてる?!

二ユースペーパーロックこれは、ただの岩ではありません。岩に、象形文字なのか絵なのか、昔の人が彫って描いたと思われる何かがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 見えないでしょう?んじゃ、真ん中の岩を拡大。


ニュースペーパーロック拡大いやー、厳しいね。iPadでこれ以上の拡大は無理。

ここでは、岩には近づけないようになっていて、設置してある望遠鏡で見ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニュースペーパーロック詳細じゃーん。こんな感じで描いてありまーす。

内容は解読されていませんが、自分の陣地だと主張するための家紋のようなもの、が有力だそうです。

ちなみに、この岩の名前はニュースペーパーロックと言います。もし、本当にニュースだったら、どんなニュースなんだろうか。

 

 

 

 

 

 




北の出口を出ると、北口にもギフトショップありました。南口よりおしゃれな印象。売っているものは大体同じですが、南口の方が雑多でワイルド。同じものでも、北口の方が安いものもありました。そして、北口のギフトショップにはレストランもありました。

ガイドブックには、"おい、園内の珪化木を取ってきてないだろうな"チェックがあると書いてありましたが、ノーチェックでした。

 

では、次の目的地、モニュメントバレーに向かいます。4~5時間かかるとありますので、車の中でランチを取りつつ出発です。

第2章 モニュメントバレー ~フォレストガンプの軌跡とナバホ人~ につづく

 

グランドキャニオンとその周辺の旅を連載しています。

序章 ずっこけ道中 / セドナ ~水と岩の滑り台とアート空間~

第1章 ホールブルック ~カーズの軌跡と化石の森~

第2章 モニュメントバレー ~フォレストガンプの軌跡とナバホ人~

第3章 アンテロープキャニオン ~曲線美の岩と断崖絶壁の絶景~

第4章 グランドキャニオン ~壮大な絶壁と1マイルウォーク~

 

 

 

 


グランドキャニオンとその周辺の旅☆2017 ~序章:セドナ~

2017-05-01 15:39:33 | 旅行・観光

アメリカ生活も残すところ数十日となってしまいました。学校の春休みにグランドキャニオンとその周辺を旅行してきました。おそらくこれが最後のロ~ングトリップです。ひとことで言えば、めっちゃよかった💛

旅行した日 : 2017.4.8(土) ~ 2017.4.15(土)

旅行したのはこちら。アリゾナの首都フェニックスから反時計回りに観光してフェニックス戻り旅。トータル走行距離は、1253マイル(2017km)でしたー。

アリゾナ地図

アリゾナ、壮大だったわ。主要地ごとに数回に分けて掲載してみようと思います。

序章 ずっこけ道中 / セドナ ~水と岩の滑り台とアート空間~

第1章 ホールブルック ~カーズの軌跡と化石の森~

第2章 モニュメントバレー ~フォレストガンプの軌跡とナバホ人~

第3章 アンテロープキャニオン ~曲線美の岩と断崖絶壁の絶景~

第4章 グランドキャニオン ~壮大な絶壁と1マイルウォーク~

 

【序章1】 ずっこけ道中の巻

フライトはなんなくクリア

出発は夕方の便で。普段は早朝出発が多いけど、今回は超早朝か夕方の便しか選択肢がなく、夕方出発にしてみました。旅の初日にゆったりと過ごせるのはよかったです。夜中に到着すると1泊分もったいない気がしてましたが、悪くなかったです。

今回は、行きと帰りの空港が異なる旅になりました。行きはダレス空港、帰りはレーガン空港。

ダレス空港のセキュリティチェックで、荷物が検査対象に。レトルトごはん&ワインオープナーか爪切りがひっかかりました。が、帰りのフェニックス空港では、これらはスルーで、お土産で買った、ピーナツとサンドティがひっかかりました。怪しさも土地によりけり?

サンドティ見た目は「砂」だけど、水に溶かして飲むフルーツティ。全然怪しくないよ!

旅行中に、ユナイテッドの飛行機から男性が引きずり降ろされる事件がありましたが、行きのシャーロット発フェニックス行きのアメリカンエアラインでもオーバーブッキングがあって、「この便に乗らなくてもいいよって人5人名乗り出て!」とアナウンスしてました。

謝礼は、後日のフライトで使える500ドル分クーポン+今晩のホテル+翌日朝一のフライト、ということでした。そんな人いるのかと思ってたら、無事5人名乗り出たようで、一件落着。夜中の便だったので、今帰っても翌朝帰っても同じって人にとっては、悪くない条件なのですかね。

オーバーブッキングでは、私たちもバンプアウトされたことがありまして、他人事じゃない事件でした。私たちのケースでは、チェックインの遅い順に切り捨てられていたので、チェックインは出発前日に済ませてしまいましょう。オンラインでできるよ!


レンタカーの手続きでちとつまづく

さて、無事にフェニックス空港に着いたわけですが、すでに0:00少し前。手元の時差を直していない腕時計は、3:00少し前です。機内で4時間程寝たとは言え、早くホテルに行って寝たいところですが、レンタカーを借りてからホテルに向かいます。空港のシャトルバスに乗って、レンタカーセンターに着いたら、火災警報が鳴っています!誤報と思われますが、誰も警報の止め方を知らないようで、一向に鳴りやまない。

われらがHertzレンタカーのカウンターでも大音響で鳴り響いており、耳が痛い。しばらく、もとい、ずいぶん経ってから鳴りやみ一安心、、、するも、レンタカーの手続きって長~いのね。やっと解放されて、指定のパーキング番号のところに着くと、SUVを頼んだはずなのに、セダンがある!!(指定の場所に行くと、鍵付きで車があるのでそれに乗っていくしくみ。日本のように人が案内して傷の確認とかやりません。)

手続きカウンターに戻って問いただすと、他のパーキング番号をたたき出してくれたのですが、受付の人もおかしいと思ったらしく、一緒に付いてきてくれました。途中、「指定の場所に車がないわ~」とウロウロしている人に会ったり、なんかシステムめちゃめちゃ。で、私たちの車はというと、今度もコンピューターにある車と実際そこにある車が合っていないらしく、はい、カウンターへ~。3度目でやっと見つけられました。

こんな夜中に、レンタカーごときに2時間もかかるとは!ホテルについたの午前3時だよ(DC時間だと午前6時じゃん!)

ヒルトンフェニックスで、ホテルに着いたら、カウンターに誰もいないしー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもいいの。車は新車のにほい♪そして思った以上の高級車♫

じゃ~ん!Infinity QX70

レンタカー

最近の車ってすごい!キーは差し込まなくていいし、外灯は自動点灯だし、ギアをバックに入れると自動的にサイドミラーは下を向くし、ハイテクだわ~。そして超快適。3時間運転しても疲れな~い!

 




















グランドキャニオンのノースリムは閉鎖中

初日のレンタカー騒動には参りましたが、その後の旅は順調。詳細は、第1章からを見てね。

さて、旅も終盤にかかったところで、思わぬことが!!

グランドキャニオンは、サウスリムとノースリムがありますが、サウスリムはいつも混んでいると言うし、ノースリムがいいんじゃ~んてなノリで、ノースリム近くのホテルを押さえてありました。明日はどうする~、とガイドブックを見た夫から「冬は積雪がおおく10月中旬~5月中旬は入れないってある!」と。急いでナショナルパークのホームページで確認すると、やっぱり”閉鎖”だぁ!!

ノースリム近くのホテルは捨てて、ホテルを取りなおそうということになりました。もう寝よう、という時間からホテルの取り直し、サウスリムに何時に着くべきなのかを調べ始める。

サウスリム近くの町ツサヤンに宿が空いててよかった。ホテルズドットコムのリワードも使えてよかった。でもなー、2日前に気付いていれば、キャンセル料無料だったんだー。あー、たった1日の差がにくい・・・

ま、結果オーライってことで。グランドキャニオンの続きは第4章でお楽しみあれ。

 

 

【序章2】 セドナ

セドナって有名なの?調べてみたら、パワースポットで有名なのね。パワーなんたらにはあまり興味がないなーと思い、今回は、旅の行きと帰りに、2か所訪問してきました。

スライドロック公園

自然が作った水と岩の滑り台!気温20℃以下だと思いますが、多くの人がガンガン滑ってました。この気温でこれだけの人が訪れてるとは、夏にはイモ洗い状態にちがいない。

スライドロック1写真ではわかりにくいですが、結構な傾斜です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スライドロック2

勇気ある女性が滑り降りてます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スライドロック3 川沿いにお散歩もできて気持ちがよかった

 















テラパカキ

アーティストが個々の作品を展示したり、販売したりしている一帯です。セドナの中心街から徒歩でも行けます。建物も雰囲気も素敵。記念にピアスを買いました~

セドナの中心街は、強いて言えば箱根の雰囲気。上品ではあるけど、お土産とツアーでがっつり稼ぎまっせ的なお店がいっぱい。レストランも豊富です。日本食もあったよ。

セドナの街からお土産やが並ぶ中心部ですが、ふと遠くを見ると岩肌が見えて落ち着きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テラカパキ噴水やってきました。テラパカキに入るといくつか噴水があっていい雰囲気です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テラカパキ店お店のタイプもいろいろ。アクセサリーが多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風で動くオブジェうちの近所にも、こんな感じのそよ風でもよく回るオブジェを玄関先に飾ってある家がありますが、ここで買ったのか?!これだけの数が集まると、壮観!しっかりちゃっかり、一つ一つに値段がついてて目が飛び出た~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



すっかり満喫して、フェニックスに向かいます。途中、パワースポットで有名な岩々を横目に見てきました。その時は、モニュメントバレーで岩いっぱいみたからもういいや、という気分でしたが、今考えると、セドナの景色はモニュメントバレーより緑が多く、やさしい感じが印象深く、行ってみてもよかったかな~と。これがいわゆるパワー??


それでは、第1章 ホールブルック ~カーズの軌跡と化石の森~ につづく


オタワ&モントリオール☆2017 ~ビザ更新の旅~

2017-02-16 12:18:45 | 旅行・観光

5年間のビザもとうとう有効期限が迫ってきました。新しいビザを発行してもらうため、ちょっくら、カナダのアメリカ大使館まで。発行を待つ間、モントリオールも旅行してきました。

旅行した日 : 2017.1.28(土) ~ 2017.2.3(金)

 

【まずは、ビザ発行の申し込み】

ここからOnlineで。写真データをアップロードするのですが、家で撮った写真は、光が足りないだの影があるだので何度も跳ね返され、最後に撮った写真は疲れ切って囚人のよう。でも大丈夫。発行されるVISAに使うのは、面接時に持参するプリントしたものの方なので。プリントの写真はCVSで撮ってもらいました。

アプライフォームの入力が終わると、面接場所と面接日を選択します。ここからだと、トロントが一番近いのですが、ここは次予約できるのが6月以降になっており、断念。次に近いオタワを予約できました。発行に日数がかかることを鑑みて、月曜の朝一を指定しました。

VISAが発行されると、郵送で送られてくるので、受け取りの郵便局を指定します。無難に大使館に近いところを指定しました。後で気づいたのですが、オタワからモントリオールへ移動するなら、モントリオールの郵便局を指定するのもありだったかもしれません。

 

【土曜日に出発】

面接は月曜日ですが、雪などの影響で飛行機が飛ばないなんてことになったらいやなので、早めにカナダ入りすることにしました。直行便なら1.5時間で着くのに、早朝と夕方以外は経由便しかなく、昼前に出発のモントリオール経由で行きました。空港からホテルまではUberを利用。Uberアプリ、国外でも使えました!

 

【いざ、アメリカ大使館へ】

ビザ更新経験のある友人の助言より、予約時間より早めに訪問。本当に朝一番で処理してもらえれば、それだけ待ち時間が少なくなるという計算です。予約時間は8:15でしたが、30分前に到着。長蛇の列だったり、実はまだ門が開いていないことも想定して、トップは5枚の重ね着、ボトムも下にヒートテックで防寒して臨みました。が、長蛇どころか列はなく、簡単なボディチェックがあっただけですぐに入れてくれました。私たちの前に、アジア系の青年がいて、写真不備で再提出を求められていました。私たちは書類チェック、面接ともに問題なく終わり、その場で申し出は受け入れられたと言ってもらえて一安心。待合室も事務処理も面接も、立ったまま行われる流れ作業で、家族がいる場合は全員一緒に面接します。所要時間30分足らずで、拍子抜けしてしまったくらいです。

ビザの種類によっては、発行数に制限があるなど、更新時の条件も様々なようです。うちの夫のケースは特別なことはなくてよかったですー。

 

【オタワの交通手段】

電車や地下鉄はないようでした。もっぱらバス(OC Transpo)。乗車時に現金払いか、販売所でチケットを買って乗り込みます。料金体系は簡単で、大人はチケット2枚、子供はチケット1枚。90分の間なら乗り換えも自由(乗車時にタイムスタンプをもらいます)。チケット1枚は、CA$1.70でした。頻繁に運行されていて便利だと思います。バスの種類が豊富なので、バスの番号をよーく確かめて乗りましょう。私たちは、リドーセンター内の販売所でチケットを購入しました。リドーセンター前にもバス停があります。待合室は室内なので暖かです♪

 

【オタワのホテル】

オタワのホテルは豊富です。供給が多いおかげで安い!まずは、大使館の近くのFairmont Chateau Hotelに泊まりました。

fairmont

ほんとにシャトーだ!築1912年です。水回りなどが心配でしたが、お部屋もバスルームもすごくきれいで、シャワーなんて新品ってほど。4つ星ホテルというだけあって、とってもいいホテルでした!


モントリオール旅行から帰ってからは、Residence Innに。最上階のめっちゃ広いお部屋でした。1泊なんてもったいない素晴らしいキッチン。

Residence Inn 

 

 

【オタワの観光】

街並みは清潔。道の幅が広くて見通しが良く、気持ちが良かったです。1912年築のフェアモントホテルの向かいには、さらに古そうな建物が。これは1860年代に建造された国会議事堂。古さの重みが違うなぁ。見学もできるようです。

Parliament of Canada

Parliament of Canada



これは、凍ったリドー運河。寒さ十分だとスケート場になります。到着したときは、寒さ不十分で閉まってましたが、帰りの日にはこんな状態。出店まであります。ほとんどの人がスケートを楽しんでいましたが、中にはスノーブーツで散歩している人もいました。

rideau canal

 

 

 

子供も喜ぶ「Meuseum of Nature」へ。売りは恐竜なのですが、ひーくんの興味はもっぱら虫でした。アリからはじまり、ゴキブリとか米に湧く虫とか、ええ、ライブだったんで。入口にコートを掛ける部屋がありました。特に監視する人もなく。治安がいい証拠ですかね。

Museum of Nature

 

 

寒いのでショッピングモールが助かりました。これがまた、きれいで充実してるの!フードコート(看板にはダイニングホールって書いてあった)も清潔で広いし。国営の酒屋(LCBO)も入ってるよ。

Rideau Centre

 

【オタワのレストラン】

イギリスの影響でパブだらけ。最終日に誤って入ったパブがもう、ひどかった。冷凍物ばかり揚げ物だらけ。飲みだけならいいかもね。いろいろつまみたい腹ペコさんにはオススメしません。×----> ”D'arcy McGee's Irish Pub” <----×

 

博物館に向かう途中に入った、あ、ここもパブだった、まあ昼はそこそこでしたよ。ボリューミーで残りは持ち帰って翌日の朝ごはんにいただきました。

The Fox & Feather Pub

The Fox & Feather Pub



ディナーのオススメはこちら。Yelp評価が良かったので訪れました。コックの腕が良いとみました。ステーキにロブスターソースがかかってたんだけど、これが絶品。細かいロブスターの身とオランデーズソースがベストマッチです。

Luxe

Luxe Bistro



長期滞在の場合は、スーパーのお惣菜も活用しましょう。徒歩圏内は2つ。「Metro」「Sobeys」Sobeysの方がおしゃれ感あり、また、小さなワイン屋さんが併設してました。Metroの前は国営の酒屋でハードリカーも手に入るよ。


 

【VIA鉄道に乗ってモントリオールへ】

オタワからモントリオールへは、鉄道を利用しました。Onlineで事前予約。席や時間帯で値段が異なるようです。往復で約CA$100/大人でした。子供は半額。購入時、席指定のページでは窓側か廊下側の選択肢しかなく、そんなんでいいのか?!と不安。列車に入ってみると、ちゃんとボックス席(車両に2つだけしかない)にしてくれてました。

 

 

【モントリオールの交通手段】

オタワとは打って変わって地下鉄がメインです。片道券(1trip)、往復券(2trip)、夕方乗り放題(UnlimitedEvening)、1日券(1day)....などなどちょっとややこしい。値段は、片道CA$3.25/大人・CA$2.25/子供で、往復で買うと少し割引になります。切符は販売機で買えます。クレジットカード使えます。ちなみに子供の切符は窓口でしか買えません。

電車は頻繁に来るので、気軽に移動できました。

 

 

【モントリオールのホテル】

周りに店が多いのがよかろう、と地図を見てComplex施設が隣接しているハイアットにしました。地下街が充実している、とガイドブックにあったので、VIA鉄道の駅から徒歩20分くらいなのですが、駅と駅の区間は地下でつながっていないのでした。うー、新宿とは違うのね。駅間は割と短くて、2駅くらいなら歩けちゃいそうですが、マイナス15℃の中を歩くのは厳しそうで地下鉄乗りましたー。Complex内はスーパーからフードコート、おもちゃ屋までいろいろ楽しめました。モール内はみなとみらい辺りにありそうな雰囲気でした。

いいホテルでしたが、どの駅にも地下施設というか駅ビルが併設しているので、VIA鉄道駅の近くのホテルでもよかったかも...


 

【モントリオールの観光】

モントリオール美術館に行ってきました。新館とか旧館とか建物が4つもあってなかなか広かったけど全部見たぞー!!特別展はシャガール。ひーくんもなんとか持ちこたえてくれました。常設展ではグダグダでしたが。

Museum of Montreal

地下鉄の駅から美術館へは、地下道はありません。寒かった~。

 

【モントリオールのレストラン】

モントリオールは公用語もフランス語だし、まさにフランス。フランス行ったことないけど。おいしいフレンチが多いと評判ですのよ!

美術館内のレストランにて。入口を入るとレストランで、そのままずんずん進むとビストロです。気づかなくて、レストランの方で食べました。高級感があっておいしかったけど、フレンチは胃にくるわ~

Museum Restaurant

 

 

ここは、夏に旅行してきた友人絶賛のフレンチ。ビストロですね。気軽な感じでよかったけど、狭い店に目いっぱいテーブルを置いていたので、ちょっと窮屈でした。牛の腎臓を食べたよ。店名は入口に通じる通路にあるので下を見て探してね。何度も店の前を行き来したのに見つけられませんでした。

L'Express

L'Express

 

 

ここは、モダンカナダ料理。いわゆる創作料理だね。コックはタイ人と見た。レモングラスやミントなどのハーブを上手に取り入れていました。ヒラメの刺身とミントを合わせた品にはびっくり。おいしかったよ。ベースはフレンチなのでやっぱりソースがこってりです。ここのスタイルは、居酒屋風で、みんなで何品が頼んで取り分けるスタイル。2人で5皿くらいがちょうどいいよ、と言われたので、ひーくんは1皿だと踏んで6皿オーダー。大食いの夫は物足りないと言っておりました。

Cadet

Cadet

 

 

フレンチと言えば~、クレープ!Yelp評判のいいクレープ屋が、ホテルから徒歩圏内にあるみたいなので、出かけてみました。が、定休日、が~ん。写真だけでも撮ってくればよかった。ショック過ぎて、駅にあるファストフード的なチェーン的な店で購入。それでも、モチモチで美味しかったわ~

 

 

そして、ベーグル。これは大当たり!もしかしたら、この旅行で一番満足かも。アハハ。

Bagel

La Fabrique de Bagel

 

 

【カナダあれこれ】

カナダは3度目ですが、大きな街に来たのは初めて。やはり田舎とは印象が違って新鮮でした。オタワもモントリオールも居心地のいい素敵な街だったな。滞在中の平均気温は-12℃くらいだったと思います。寒かったけど、覚悟してたし、かなり着込んでいったし、風が少なかったので思ったより歩けました。2~30分なら歩けると思います。手袋や帽子は必須ですよ!

そんな寒い中、なななんと、半袖の人がいた!それも一人じゃなくて何人か。例年より暖かいから??ちなみに、-10℃の晴天にはジョガーもちらほら。慣れってこわいな。

オタワもモントリオールも、非常に「日本」を感じました。寿司をはじめラーメン、どんぶり。くー、DCではお目にかかれない日本食がたくさんありました。なんと、日本の100円ショップまで。これがまた欧米資本の$1ショップの前に店を構えていました。そして、ひーくんにせがまれて、ふと入ったおもちゃ屋では、日本の懐メロが。日本のアニメも放映されてました。 

カナダの人はみんな優しかったなぁ。初日に乗ったウーバーの運転手は街のいろいろなことを教えてくれていい感じのおじさんだったし、お店の店員もみんな親切。デトロイト空港に戻ってきたら、レジのアメリカ人お姉さんの、まあ、つっけんどんなこと。それでも、あー帰ってきたわ~と思っちゃうところが、アメリカ生活も長くなったんだなーとしみじみしちゃいました。

カナダからアメリカに帰る際は、出発の3時間前に行きましょう。入管をカナダ側でやるので時間がかかります。セキュリティーチェックも厳しかったー。洋服のジッパーが反応して身体&荷物チェックされたよ。

 

 

【おみやげ】

最後に、恒例のおみやげ。カナダと言えば、アイスワイン。アイスワイン入りのチョコも買いましたが、写真撮る前においしくいただいちゃった~ん

 おみやげ

Purdys Chocolarier