どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3537

使わなくなったら捨てる。それが出来るだけでも大きな前進であろう。河野デジタル相がCOCOAのサービス終了を表明した。全数把握の必要性が薄れたからとの事であるが、存在すら忘れていた国民も多いのではないか。そう云うのを敢えて止めると宣言すると、税金をドブに捨てたと思い出した様に騒ぎ立てられるので大抵は見ない振りを決め込むものである。費用対効果の検証に税金を更に注ぎ込む事の是非はともかく、火中の栗を拾う心意気は評価したい。COCOAの失敗はプライバシー権にどこまで国家が介入出来るかのコンセンサスの問題だったと私は認識している。根っこはマイナンバーと一緒で、国民と信頼関係を構築出来なかったのが最大の敗因である。何を以って信じるに足ると為すべきかは人それぞれに意見はあろうが、まずは手続きをどれだけアケッピロゲに出来るかである。隠蔽体質との訣別が信頼獲得の王道であり、同時に国民も減点主義の濫用を控えるべきなのである。

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