あいぺふ。またよく分からん枠組みを米国が持ち掛けてきた。TPPに復帰を願い出るのは面子が立たないと云う事情もあろうし、関税が絡むと国内世論が騒がしくなる。中国に依存しない供給網の構築を目指したい気持ちも分かるが、参加表明国の貿易相手のトップ3には必ず中国が顔を出している現状、そう簡単にはいかないだろう。個人的独断と偏見を基に結論から言ってしまえば、成否は全てインド次第である。TPP加盟国はなんだかんだで欧米流の価値観を共有していると私は思っているが、インドは多分違う。そもそもあの国の中で価値観が共有されているかすら怪しい。加えて商売での辣腕ぶりは華僑も一目置くと云われている。中国とは緊張関係に有るが、米国と組んで金儲けの芽を摘む様な真似はしないだろう。敵の敵はやっぱり敵で尚且つお得意様と云う東洋的融通無碍さをどう西洋の価値観に接合するか、IPEFの命運はその一点に懸かっていると勝手に思っているのである。
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