却って気味が悪い。昨年同月同日の新規陽性者数は1,215人である。その後徐々に増加して1月の第3波になったのであるが、今年は全くその気配が無い。PCR検査数を絞っていると云う意見もあろうが、入院が必要な人の数も18,428人から1,257人へと激減しており、市中感染を拾い損ねている様にも見えない。後は厚労省がデータを改竄していないかであるが、反証する手段が無いので取り敢えず信用する。北海道でポツポツとクラスターが出来ている事からも、根絶した訳では無いのは確かである。冬の訪れと年末年始のドンチャン騒ぎを前に抑え込まれているのは誠に有難いには違いないが、この儘引き下がるヤワな相手とも思えない。生き残りが決死の覚悟で変異を重ね、潜伏期間を90日に伸ばした可能性も否定出来ない（無理筋）。海外で似た様な推移を示しているのはインド位であり、「ファクターXはカレー説」を改めて主張したいのであるが、いずれにせよ慎重に傍観したいのである。
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