やっぱり買ったらやりたくなるよなあ。Appleの意欲作「Vision Pro」を装着した人が街中をうろつき回っているそうである。ゴーグルを着けて何も無い空間で手をわちゃわちゃさせている様子に未来を感じる。Teslaの自動運転中に装着している剛の者も居たが、流石に警察のご厄介になった様で、日常に違和感なく溶け込むにはもう少し時間が掛かりそうである。何より3500ドルと云う値段は大きな障壁であるし、眼鏡を使っている人は専用のレンズを別途購入しなくてはならない。当面は「新しいモノ好きの大人のおもちゃ」の域を脱する事は無いだろうが、街中の大抵の人がスマホを弄っているのも20年前には想像も出来なかった光景である。小型軽量化が進んで価格もこなれてくれば、スタバで手をわちゃわちゃさせている人は珍しくなくなるだろう。日々の「ちょっとした暇な時間」の解消度合いはスマホの比では無いのであり、それが好ましい変化なのかは、現時点では分からないのである。
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