どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2641

人間の本性が出る場面は2つある。困難に直面した時と、正義が自分側にある時の言動だ。先日ツイッターで見掛け、私の琴線をミョンミョン奏でた名言である。特に後者である。嵩に懸かって責め立てまくるからなあ。重箱の隅と云う隅を(通常4つしか無いが)ほじり尽くすからなあ。危機的状況にも拘わらず自粛に従わない連中を、バンバン叩いちゃうからなあ。自粛警察が巡回し夜遊びに耽るおっさんをSNSで吊し上げてたら、自分達も本物の警察の御厄介になっちゃったのを指差して大笑いする準備を、今からしているからなあ。どれだけ根性とモノの見方がねじ曲がっているのか、我ながら底知れない。ただ正義が万遍無く行き渡った世界は何処かに歪みが有るし、個々人の正義心に依存して秩序を維持しようとする社会は極めて脆弱である。一定数のアホやねじ曲がり野郎を包含しても何とかなる仕掛けを用意しておくのが、迂遠ではあるがヨノナカの安定に繋がるのである。

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