どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2821

良い千秋楽であった。国歌斉唱は心の中でご唱和下さいと云う謎マナーを観客に強いる一幕もあったが、概ね見応えのある取組が多かった様に思う。大活躍の翔猿関がインタビューの応答で「イケメンのチャラ男」だった事が分かったのも収穫である。古株ではあるが、よくよく考えればまだ28歳である。「そっすね~」の言い回しが多少ホスト風でも不自然は無い。名は伏せるが「ぞっずね゛~」と受け応えるアンコ型の関取とイントネーションは同じなのだから、見た目でチャラ男認定してしまう方が失礼だろう。力士の巨大化が進む昨今ではあるが、その足を正に掬う形で小兵が健闘しているのも面白い傾向である。体格で勝っていれば有利だが、相手の力を封じる数々の技が有るのも相撲の妙味である。それぞれの持ち味を活かして今後も精進して欲しい。同時に「幕内は持ち回りで計画的に全休して傷を癒す」と云う、力士の働き方改革をなし崩しで定着させて欲しいのである。

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