どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2829

ビッグマック指数が好きである。本当は牛丼並盛生玉子付き指数の方が好きなのだが、購買力平価を比較するのには向かないので、今後に期待したい。特定の一商品を指数とするのは、本来不適切である。実際日本とサウジアラビアのビッグマックの価格は同水準なのだが、それを両国の経済力に結び付けるのはどう考えても無理筋である。その反面、兎に角分かり易い。米国のビッグマックは5.71ドルとの事なので、直近の為替相場でざっくり計算すれば約600円と云う事になる。日本は380円なので高く感じるだろう。購買力平価と考えれば差は歴然であり、日本貧困化仮説を補強するものとなろうが、レクサスNX300の価格は日本で約455万円、米国で約382万円なのでそう単純な話ではない。ビッグマックでさえその値段でなければ勝負にならない程に日本の飲食業は競争過多であり、それはおちんぎんに直接影響する。とは言え並盛生玉子が5ドルになってしまうのも、ちょっと困るのである。

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