どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3511

その意気や良し。国交省の或る検討会では、「鉄道なくして脱炭素なし」をスローガンとして2050年までに鉄道をカーボンニュートラルにする方針を纏めているそうである。蓄電池や水素発電車へのシフトによって、ディーゼルや火力発電への依存を減らし、持続可能な鉄道網を構築すると云う誠に気宇壮大なお話である。新車両の研究開発の為の補助金を政府予算に組み入れるべしと云う神経が骨太な方針も纏めているそうなので、気が向いたら全面協力してあげて欲しい。ローカル線の存廃が話題になりがちな昨今であるが、残せるものならば残したいのが一致した見解だろう。現状の延長線上で考えると難しいので最新技術を惜し気もなく投入してみたくなる気持ちも分かるが、鉄道が自宅とイオンモールを直結してくれる訳でも無い。本当に地方創生してデジタル田園都市にしたいんだったら、そこに暮らす人のQoLの向上が最優先であって、我田引鉄はその手段に過ぎないのである。

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