どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2628

1億円欲しい。景気対策で現金給付するなら、その位のインパクトが必要である。私見であるが全国民に5000兆円ずつ配ると国の累積債務なんぞ誤差の範囲になるので、財政健全化の為に良いのではないかと思うのだが、一般的にそれはハイパーインフレと呼ばれるものである。赤字を解消する為に国をガタガタにするのでは本末転倒なので、1億円程度に収めるのが賢明であろう。所得税の確定申告で税務署はクラッシュするだろうが、景気回復の為である。耐えて欲しい。しかし懸念が無い訳では無い。一度は誰しも、1億円を拝んでみたいだろう。持ち上げて「札束が重い」と云う稀有な体験をしてみたいだろう。衆人挙って銀行に押し寄せ、取り付け騒ぎに発展する恐れがある。その事態を回避するには、1億円札の発行しかあるまい。庶民のニーズに全く応えていないが、少なくとも気分はアガるのであり、景気と云うのはそういうどうでもいい要因で好くなったりするのである。

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