どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3230

想定外を想定出来るもんかな。カオスエンジニアリングの需要が伸びているそうである。クラウド上でアクセス過多やシステムリソース不足、ハードウェア障害を疑似的に発生させ、稼働中のサービスが耐えられるかを試験するとの事である。2021年3月にはAWSで正式にリリースされ、Azureでも先日プレビュー版が公開された。キャパシティを(ある程度は)柔軟に設定出来るのがクラウドの利点の一つだが、実際どの程度の負荷耐性を備えておけば良いのか悩んでいたシステム管理者にとっては有難いサービスだと思う。ただ現実問題としてクラウドの障害は月イチペースで報道されており、水面下ではもっと発生している事だろう。サーバルームを掃除するおばはんが毎日コンセント抜いてたと云う都市伝説はもう笑い話であると願っているが、機器メンテでケーブル一本挿し間違えるのは十分有り得る話である。人間が介在する限り想定外は免れないと思って備えるのが賢明なのである。

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