そんなに儲かるのか。AppleとGoogleの契約は独占禁止法違反だと集団訴訟が起こされたそうである。MacやiPhone等の標準ブラウザSafariの検索エンジンをGoogleに初期設定する様な取り決めは宜しくない、と云う主張らしい。驚いたのはその金額で、可能性の話としているが最大1兆6500億円をGoogleが支払っている計算になるそうで、グローバルなチリツモの威力を見せつけられた思いである。初期設定の為だけにそれだけ出すんだから、広告収入の実入りはそれ以上に違いない。マスメディアも衰退するわなあ、と思う。ただ独占禁止が成立するかは微妙だろう。設定を変えたければ変えられるし、そもそもGoogle以外の検索エンジンを5つ挙げよと問われて即答出来る人とは距離を置いた方が良い気がする。「面倒臭い事は全部よきにはからえ」的な顧客をガッチリ掴んで離さないからGoogleは存続しているのであり、使う側のリテラシーが求められると思うのだが、それだと集団訴訟にならないのも確かなのである。
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