誰も責められまい。大相撲夏場所は中止となった。夏なんだから7月にずらせば済む様にも思うが、そこには名古屋場所が鎮座している。ここでの開催ですら危ぶまれる状況にならない事を祈っている。既に力士からも感染者が出ているので、協会の判断は已むを得まい。観戦出来ないのは残念であるが、興行主としても収入が無いのは痛手である。そこで提案なのだが、「神事の相撲」を生中継してはどうだろうか。春場所でも千秋楽に行事を胴上げする「神送り」が放映され、一部地域で大いに好評を博した。密着密接密巴を避けつつ、相撲に纏わる儀式を北の富士さんの解説付きで放映すれば、それなりの視聴率は稼げると思う。やる事が無くなったら疫病鎮めとして延々四股でも踏んでいればよいし、「筋肉体操」的コンテンツに俗化させてもいいだろう。それが相撲の再評価、延いては令和に相応しい生き神様の在り方の再認識に繋がるんじゃないかなと適当に考えるのである。
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