やっぱり尻に火が点いている所が早い。IATAが開発中のデジタル証明書アプリ「トラベルパス」であるが、ANAが6月末までに実証実験を行う予定らしい。雰囲気レベルでの理解だが、陰性証明や接種履歴のデジタル証明書を何とか発行してもらい、それを何とか取り込む方式を採る様である。そもそもその手の証明書が紙で貰えるかすら怪しいのが現状のニッポンである。ここは多少の出費を覚悟して、厚労省がトンチキな証明書発行システムをリリースして現場にゴリ押しする前に先手を取り、デファクトスタンダードの地位を確立してもらいたい。幸いな事にマイナンバーカードを保険証として使うシステムが炎上しているので、隙を突くなら今である。尤も検査や接種を受け持つ医療機関にメリットがある話ではない。証明書発行は健康保険適用外で1回1万円、の様な形で消費者が負担する方式になるのだろうし、せめてその分はマイルポイントでの還元を検討して欲しいのである。
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