どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 2511

大学入学共通テストの記述式問題で、色々悶着している様である。最大の懸念は「採点者に因るブレ」であろう。どの程度の人数をアルバイトでかき集めるのかは知らないが、「受験者の方が表現・語彙力が上」である可能性は排除できまい。そう云う難題こそAIにまとめてぶち込んで学習させ、最適な解答との偏差を数値化すべきだと思うのだが、そのアルゴリズムを誰が組むのかで悶着するだろうから、もう共通テストはマークシートで雑にふるい分けする方便だと割り切ったが賢いと思う。そもそもの国語教育自体も、根本的な見直しを提言したい。思考力・判断力・表現力を問うとしているが、それは「道具」としての言語教育であり、日本語に限った話ではあるまい。社会生活に必要不可欠な読み書き能力を身に着ける実学としての「日本語」と、それを習得した上で古典や思想芸術作品の薫陶を受ける、教養としての「国語」に分けた方が良いと思うとぞなむ、伝えけるとや。

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