どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3094

一票の格差問題は悩ましい。昨年の国勢調査を受けて都道府県の議席数を割り振り直したら、10増10減だそうである。都市部の人口が増えたんだからしょうがないと言えばそれまでであるが、減らされる側は反発もしたくなるだろう。格差是正には国会議員の数を10倍にして歳費を10分の1にしてから調整するのが一番公平であると云うのが持論だが、国会議事堂の増築をどうするのかと云う別の問題も湧いてくるので、一筋縄ではいかない。個人的には一票の格差よりも投票率の方を何とかすべきではないかと思っているのだが、同列に議論する問題でも無さそうである。地方の意見を国政に届けると云う矛盾するもう一つの公平性との兼ね合いもあるのでそう簡単に答えを出して良い事でも無いのだろうが、一票の格差は違憲と云う司法判断を今更覆すのも面倒である。「違憲状態だが有効」と云う大人の解釈でノラリクラリと、次の国勢調査まで時間を稼ぐしか無さそうなのである。

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