どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 4117

ちょっとカッコイイ。気象庁は天気の予報用語を改訂し、「インド洋ダイポールモード現象」を含め4語を追加したそうである。何でもインド洋の東西で温度差が発生すると、日本に異常気象を齎すらしい。今年の春の高温はその影響との事である。そこら辺の詳しいメカニズムは専門家に任せるとして、気象情報等でエルニーニョとかラニーニャと並んで耳にする機会が有りそうである。「シヴァ神の怒り」の様に馴染み易い名前を付けられないものかと思うが、国際的に通用させるのは難しそうだし、何より言葉の通りに勘違いされる恐れも有る。インド洋ダイポールモード現象と云う少々武骨さを感じさせる言い回しの方が勝るとの判断なのだろうが、一般に定着するかはまた別の問題である。同時に採用された「乾いた雪」の詩的な響きと比較してしまうのだが、学術用語にそう云った感性を求めるとスベるのはよくある話である。慣れぬ技巧に走らなかったのは賢明なのである。

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