どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

どうでもいい四百字 3861

インターネットは情報の宝庫である。世界の真理から荒唐無稽なデタラメまで、分け隔て無く流通している。ただその状況を憂慮する有識者によって、技術的制約を設けるべきではないかと云う議論が行われている。所謂ファクトチェックもその一つであるが、人力頼みであり増え続けるデタラメに対処するには少々心許ない。コンテンツに電子透かしを埋め込む方式も検討されているが、単に「情報の出所は何処か」を示すだけに過ぎず、内容の信憑性を担保するものでも無い。何より特定の物事の真贋を判別出来る「独立した第三者」なるものが存在するのかすら疑わしい。もし居るなら、全ての国会議員の思想信条主義主張をウソとホントに仕分けして欲しい(前者に偏りそうで怖いが)。何を信じ何を信じないかは個人の叡智と良識と経験に委ねられているのであり、中途半端な制限は却って害悪だと思うのだが、子供達に見せたくないもので溢れ返っているのも事実なのである。

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