令和4年12月28日 水曜日 大安 チャイルドマス(幼子殉教者記念日)、仕事納め
「親が犯した罪は子が償う。」byナ・ヨンスク、美容院経営
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東の空にひときわ大きく輝く星を見た東方の三賢者は、将来世界の救世主となる幼子が生まれた印だとして、星を追ってヘロデ王の国へやってきました。この話を聞いて自分の将来に不安を覚えたヘロデ王は、三賢者を呼びつけると、自分も会って拝みたいたいから、幼子を見つけたら教えるよう指示しました。その後、星に導かれた三賢者は馬屋のかいば桶の中に寝かされた幼児をみつけ、持ってきた金と乳香と没薬を捧げ、幼子を礼拝しました。その夜、寝入った三賢者の夢にそれぞれ天使が現れ、ヘロデ王の悪事を話しました。そこで三賢者はヘロデ王を避けて自分たちの国へと帰りましたから、ヘロデ王は三賢者が戻って来ないの知って腹をたてると、二歳以下の幼子を皆殺しにしました。一方天使は幼子の父ヨセフの夢にも現れ、即刻母子を連れて逃げて自分がまた現れるまでエジプトにとどまるよう伝えましたから、3人はその通りに逃げて王の死の知らせが届くまでそこで過ごしたということです。
これはかの有名なクリスマスの話の後半ですが、今日はその時の幼子を悼むチャイルドマスなのだそうです。
それにしてもヘロデ王は行動が早いですね。三賢者が夢を見たのは25日の未明ですからそれから3日でこんな悲惨なことをしたとは。この行為は決して許されるものではありませんが、このスピードは今の為政者には見習って欲しいところです。