今日は『愛はぽろぽろ』からこのセリフにしました。まさに現代版「親の因果が子に報い」ですね。
ヒロインバンウルとウヒョクが結婚を諦めず、ウヒョクの母親はますます反対の態度を強めましたから、とうとう親子の縁を切る話しに至りました。そんな中、自分の娘チェリンをウヒョクと結婚させたいヨンスクは、親子の縁を切らせてまでも、ウヒョクとの結婚を押しきるのか、と、バンウルに非難の声を浴びせます。それに続いた言葉がこのセリフになるのですが、更に続けて、バンウルの1人息子ビョルを持ち出し、バンウル達の結婚の代償はビョルが払うことになる、と言い捨てました。
「親の因果が子に報い」。このことわざを現代語訳しますと、若干意訳にはなりますが、このセリフになりますね。つまり他の人間関係とは違い、それだけ親子の縁は深く、その縁は切ろうとしても簡単には切れない、というですよね。
(ここから以下の内容は、ネタバレ内容含みますから、取り扱いに注意してください。)
この時点でヨンスクはバンウルが自分の本当の娘であることを知りませんが、バンウルも、そしてずっと見ている視聴者もそれを知っていますから、一層このセリフは効き目があるわけです。まだ赤子のバンウルを捨てて逃げたヨンスクの罪の結果が、今まさにバンウルに降りかかっているわけですから、