父親が婚約相手のガウンの父親の会社を潰したことを知ったハジュン。罪を認めて謝罪するよう進言した時にビョングクが言った言葉。
今日と次回は、『ミス・モントテ・クリスト』から、この会長のセリフをご紹介します。
謝罪に関しては、次回ご紹介予定のセリフで取り上げることにしまして、今日はタイミングに関して。
タイミングに関しては、謝罪は言うまでもなく、人のあらゆる行動、言動にとって一番大切なことです。いくら緻密に準備しても、どんなに日々練習しても、タイミングが合わなければ、タイミングがずれたら、そこでゲームオーバーです。これに関しては、先のオリンピックのリレーの決勝のバトンパスが物語ります。あれは、見ていても悔やんでも悔みきれなかったですね。
もっとも日本人なら、「間」という言葉の方がわかりやすいかもしれません。「間が悪い」、「間が抜けている」。これらは全てタイミングを逸した時に使われます。また、鼓の演奏を聴くのは、鼓を打って発生する音ではなく、鼓を打つ間に出来る「間」を鑑賞する為とも言われます。先人たちも「間」の大切を痛感されていたのでしょうね。
さて、タイミングに関しては、更に素晴らしいセリフがありますから、いずれご紹介しますね。