明日から3日間は年末特集(の予定笑)のため、年内のレギュラーセリフご紹介は、今日で納めさせて頂きます。
その年内最後のセリフは、『黄金の仮面』からマクチャンドラマらしいこのセリフにしました。このセリフは…。
ファヨンは、嘘と芝居を重ねた末、ようやくスヨンを追い出し、血すじがよいと信じたユラを新たに嫁に迎えたものの、そのユラが学歴を詐称していた上、両親までもを偽っていたことにショックを受けます。おまけにそのユラから妊娠を伝えられ、更には、自分を追い出すなら会社への投資を中止すると迫られたため、身動きが取れなくなりました。怒りの収まらないファヨンは、よそは容易く家柄のよい嫁を迎えているのになぜうちだけは嫁に恵まれないのか、とソンテに当たりました。その様子をみたソンテがファヨンとは裏腹に冷ややかに言った言葉になります。
今年のセリフをどのセリフで締めるか、若干迷いましたが、最新のマクチャンドラマのセリフであること、極めて簡単なセンテンスながら見事に人を教え諭すセリフであることから選びました。欲を掻きすぎた人間の哀れな末路は、古くからフィクションノンフィクション、またジャンルを問わず描かれてきました。グリム童話などはその宝庫で、日本でも、舌切り雀やら、おむすびころりん、など挙げだしたらキリがありません。こうした話を子供の時代に聞いて欲ボケが命取りになることを知っているはずなのに、大人になると忘れるのですかね笑
それにしてもこのセリフ、最小のエネルギーで最大の効果を発揮していますね。言われたファヨンは返す言葉もありません。来年も引き続きこんなインパクトのあるセリフをご紹介し続けていきますので、よろしくお願いいたします。
さて、明日からの3日間の予告ですが(笑)。明日は毎月1日にアップしています一ヶ月のセリフを前倒して一気に振り返ります。
そして明後日は、セリフの影に隠れてはいますが、このblogのもう一つの目的である劇中曲を振り返ります。今年は12月に駆け込んだ成果もあって昨年並みの20曲強の劇中曲をご紹介したので、それを一気に振り返った上、よりベターな曲を一曲選びたいと思っています。
そして大晦日は去年同様セリフを振り返り締めたいと思ってます。まとめばかりになり恐縮ですが、よろしくお願いいたします。