今宵は、『ルビーの指輪』からこのセリフにしました。このセリフは…
ルビー(実際はルナ)が国政選挙に立候補する話を聞いたルナ(実際ははルビー)激怒しルビーを屋上へ連れていき批難しました。そして、国民まで騙すつもりかか、と直ちに出馬を取り消すよう要求しました。しかしルビーは、政治家チョン・ルビーという輝かしい名前が残るのだから損はないはず、と譲りません。そして入れ替わったことで夢に向かって突っ走りそのままではできなかったこともできる、今は女性達の憧れだ、といい放ちました。ここでルナはルビーを遮り、その仮面が剥がれても憧れでいられるかしら、とぶつけました。そのあと更に続けた言葉がこのセリフになります。
昨日、「対人関係の本で読んだのですが、相手が打ち明けてくれたならこちらも返すのが常識だと。」というセリフをご紹介し、この積み重ねが信頼の構築につながる、みたいな講釈を付け足しましたが、このルナ(本当はルビー)のセリフがその信頼がどんなものなのかを教えてくれてますね！互いの信頼なくして関係は成り立たないからです。
一方、信頼はそれを築くのに並々ならぬ努力と膨大な時間を要するのに、壊れる時は一瞬です。不用意なたったの一言が崩壊を招きます。怖いですよね笑
