最近見た映画、読んだ本など。
『ばけもの模様』 監督石井裕也。第一回。エドワード・ヤン記念、アジア新人監督大賞受賞。最近の日本映画という感じ。悪くはないんだが・・。
『阿賀に生きる』監督佐藤真。
故佐藤真監督のDVDボックスを購入。名作『阿賀に生きる』をはじめて鑑賞。
水俣病で大きな被害をうけた新潟阿賀野川流域にすむ人々の日常を記録したドキュメンタリー映画。登場する村人たちの屈託のない笑顔が印象的。
松岡正剛 『フラジャイル』。フラジャイルなもの、ヴァルネラブルなものに人はなぜ愛着を感じるのか、弱々しいもの、移ろいやすいものを人はなぜ美しいと感じるのか。松岡正剛が語り倒す。キーワードは辺縁性と境界性。
高山文彦 『火花』。昭和11年。2.26事件前夜の東京で『文学界』からひとりの天才作家がうまれた。ペンネーム以外はなぞに包まれたその作家の名は北条民雄。ハンセン病を病みながら文学の道を志し、川端康成に見出されて傑作『いのちの初夜』を残し、わずか23歳で夭折した作家の生涯をつづったノンフィクション。
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