MY LIFE AS A DOG

ワイングラスの向こうに人生が見える

アメリカがらみでいくつか

2009年09月15日 21時43分00秒 | アメリカ
今まで、クリントンをはじめとする歴代の何人かの大統領がやろうとして悉く挫折してきたアメリカの医療制度改革に真正面から取り組む姿勢を見せたオバマ大統領。

自分の国のことではないけれども、彼の熱のこもった演説を見ていると思わず「頑張れ!」と応援したくなる。
頑張れオバマ!

Obama Health Reform Speech


それと、最近のアメリカがらみのニュースでヒットだったのはなんと言ってもこれ。
Charles Darwin film 'too controversial for religious America

おいおい!
こんなことやってるんじゃ、医療制度改革なんて絶対できっこないだろうなー。


ちなみに、
同じアメリカ絡みで、ちょうど本日読了した本がこれ。

日本の黒い霧(上・下) 松本清張 著

下山事件、帝銀事件など昭和の怪事件の数々について、松本清張が膨大な資料をもとに、アメリカ謀略説を開陳する。現在、GHQの下部機関G2によるこれら謀略説は珍しくもなんともないが、松本清張氏がこれを書いた当時にはかなり風当たりが強かったのではないかと想像する。

しかし、帝銀事件の裁判記録。読めば読むほどにいかに杜撰な裁判だったかが伺える。使われた毒物の同定すらできておらず、犯人とされた平沢貞通が毒物を取得した経路すら全く解明できていない。「かねてから入手しておいた青酸加里にて毒殺」だなんて、こんなんで、よくも死刑判決を出せたもんだ。これじゃ、和歌山カレー事件の林真須美もそりゃ死刑になって当然だわなー。

ということで、本日の更新おわり。
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