SAKKON BLOG

-Without A Mic-

KENYA 2

2009-05-23 23:04:32 | Weblog


『すんません、突然おじゃまして』

校長代理
『いえいえようこそ、大歓迎ですよ』

先生
『じゃあ私授業止めてきますね』

『え』


質素で素朴な白い校舎から子供たちが飛び出してくる

マサイマラの丘に燦々と降り注ぐ太陽がよく似合う少年少女たち

授業中にもかかわらず歌を披露してくれるらしい

校長代理
『子供たちと何を歌うか決めるから、君たちは校舎を見て回ってくれ』



校舎のそばの質素な小屋にほかの2人の先生と住んでいるらしい
まっすぐな目で丁寧な英語を話すこのグレイトティーチャーは

黒板を3つに割いて、それぞれの学年の子供たちを教えている

自分たちで集めた教材を基にオリジナルで教えているらしい

数日前にストライキの終わったばかりの学校で
目を輝かせて厳しい現状を語ってくれた



準備万端!

高学年と低学年に別れて2曲マサイの伝統的な歌

全く何をゆうてるかわかりませんが
血沸き肉躍る躍動そのもの

リズム感と音感の凄さがKENYAの乾いた空気を伝って肌にビリビリきます

グレイトアフリカンパワー!!


授業中すんませんでした






ー明後日ー

2009-05-11 23:01:27 | Weblog
BLITZ AND SQUASH BRASS BAND presents RAMBLE OUT 5th anniversary! & 3rd Album release party!
@梅田noon
5.13(wed)

BLITZ AND SQUASH BRASS BANDの一晩で二度美味しいPARTYにspecial guestでついに登場します

前からえげつないことが起きそうな気がしてましたが遂に実現します

BLITZ AND SQUASH BRASS BAND Home pageへ急げ急げ!
basbb.com/


KENYA

2009-05-01 17:04:32 | Weblog
マサイの青年と村の周りの草原を歩く
あの草は怪我に利く、あの葉は熱を下げる
素晴らしいマサイの自然観について語ってくれる

『牛はファミリーだぜ、俺たちは彼等がいないと困るし
彼らはおれたちがないと大変だ
ライオンとかヒョウに襲われるからな
一緒に生活するように昔々、神様に言われたんだ』

話をしながら、おもむろに腰元の長いナイフで
傍にあった木の枝を切り
器用に枝の皮をむいて歯磨きを始める

『これで歯を磨けば歯が強くきれいになって
歌がうまくなるぜHa,Ha,Ha』

『ア、アリガトウ』

噛みしだいていくと草木独特の渋みを感じるが、
歯で枝の繊維をブラシ状にしてから磨きにかかる
慣れていくとほのかなミントのような爽快感がある

『アリガトウ』
といって返そうとすると

『それは捨てていいよ、
人はそれぞれ自分の菌を口中に持っていて
他人が使ったのは使わないほうがいいのさ』

『ウン、シッテタ』


その後フッレッシュな程よいサイズの枝を
たくさん切ってくれたのでたんまり歯を磨いた

学校や学校の行き返りに長い道を歩く暇つぶしなのか
マサイの人たちはこの枝で歯磨きをしていた