わすれぬように

伝えるものとしてではなくて発振させるものとしてそこにあってほしいと思う。

バランスをとる

2010-06-30 21:15:00 | Weblog
お酒は、ちいと気を付けなきゃいけない。
すっかりバランスが、わからなくなってしまうから。

バランスをなくして振りきってしまったらば、津波のような感情に耐えなきゃならない。

抑えても、抑えても、それでも溢れてしまっては、結局誰かにかかってしまうのかも。
いや、確かにかけてるよ。

でも、そういうこと自体、とても大事な事なんだな。


生きましょうよ。


お達者で。

やっぱりそれは嘘だ。

2010-06-28 08:29:59 | Weblog
曇り空は今にも泣きそうで、食事をするだけで汗がにじむような朝。髪の毛が、長くて少し不快に感じる。寝起きは極めて悪いけれど、気分は悪くない。

人のためならがんばれる、と、ふと思った。
最近じゃ習慣になっている朝のシャワーを浴びているとき。

けど、それは嘘だな、と、思い直した。
バスタオルで髪の毛を拭いたあとドライヤーを使っているとき。(ドライヤーを使わなきゃならないほど、長くなってしまったか。。)

よくよく考えたら、どこかで見返りを求めていることに気付く。

なんて単純な話。

また列車は少し遅れていて、車内は月曜日の顔に溢れている。
甘ったれたワタクシは、ちいと人より頑張らねばと、また思うには、思う。どうやって比べたらいいかがわからない。


ん、くさっ。
誰か、こいたべ。


お達者で。

また歩く

2010-06-27 15:38:02 | Weblog
朝から本を読みふける。じっとり汗をかく感じが、ちょっと心地よくも思う。

ものすごい寂しいような、全然寂しくないような、どちらもほんとうで、どちらも嘘みたいな、そんな気分。

日記、またまめにかいてみようかなぁと思った。
三日坊主だったら、笑ってください。

お達者で。

開き直る

2010-06-17 18:34:08 | Weblog
 夕暮れ時は気持ちが良い。

 でもたぶん、それだけではだめで、溶けた氷のようなうっすらとした疲れとか、どうしようもなくくすぶった気持ちが少しだけゆるむ様な嬉しいこととか、取りに行かなくても側にある昨日の楽しかった事とか、そう言うものがあるから、気持ちが良い。

 久しぶりに村上春樹氏の「スプートニクの恋人」を読み直している。ちょっとしたきっかけで、ある人とその話題になったからだ。その人が持ち出した一節を、僕は覚えていなかった。僕がすぐに思い出せたのは、すみれが左右ちぐはぐな靴下をはいて電話をかけるシーンと、小さな島の、肛門から口まで杭で貫かれて死んでいった英雄の話と、そしてミュウがほんとうの自分の半分をなくしたシーンだけだった。そしてなぜか、全体の印象として、女性の感性を掘り下げた様な、僕の手の届かなかったり理解しがたい何かをゆっくりと描いた話だと思っていた。
 実際読み返してみるととても面白い。まだ少し残ってはいるけれど、名前も付かないようなありふれた感覚を丁寧に描写しているところが、今回はとてもしっくりとくる。そして、あの人が触れた一節も、とても興味深い。

 開き直ることは悪いことだろうか。一般論であしらってしまえば、それは一長一短なのだと言うことになると思う。けれど、僕が日々過ごしている間では、思いの外重要な鍵を握る行為だと感じることが多い。それは他人を他人としてきちんと受け入れることに繋がるようにも思う。けれどきちんとしすぎる事はまた、危険なことなのかも。

 夏の夕暮れ時に勝るものはあるのだろうか。
 これで夕立が起これば、もう言うことないのに、と思う。

 また今日から、始めてみなければ。

 お達者で。

匂い

2010-06-16 17:40:59 | Weblog
いい匂い。

バスを降りたら、久しぶりの匂い。雨と埃の匂い。お腹の奥の方がむずむずするような、そんな匂い。

遠くには晴れ間も見えて、なにも自由になんかなっていないのに(むしろ不自由になっているのかも)、妙な解放感。あの人は何をしているのだろう。


誰かの何かが、きっかけになるというのは素敵なことだと思う。
でも、誰かの何かがきっかけになって、その誰かの為(だけ)になにかをするのは、ちと意味が変わってくる。


バランスやタイミングを図るのは難しくて、でもそこに費やすエネルギーも無駄ではないのかなぁと思うようになった。ここ最近の話。


腐らず、やりたいと思う。

風邪らしきものが流行っています。
お達者で。

気を楽に

2010-06-15 08:28:31 | Weblog
すこし、気を楽に、過ごしたいと思う。


押したら、押し返され
あきらめたら、あきらめられ
笑えば、笑われる


たまに忘れている。

僕らは、
知っていることしか知らないし
嘘とか本当とかは全部嘘で全部本当だし
線は全て誰かが引いたものだ。

そして、忘れている事も忘れている。


今日は、これからの人生の中で一番若い1日だ。

僕も、あなたも、あの人も。


恥を恐れるな。

お達者で。

性善説、性弱説。

2010-06-01 21:47:16 | Weblog
今までで一番好きだ。

と、おもう小説でした。
古本屋で書名を見て、これは読まなければ、と思った勘は正しかった。
たくさん震えるものがあるのだけれど、文章という形に出来ないのが悔しくもあります。

哀愁的東京 (角川文庫)
重松 清
角川書店


氏の、「新刊展望」に連載している"ハレルヤ!"も、好きです。

相変わらず、自分のことばかり守っているのかなぁと、思ったりします。
今週は好天が続きそうですね。

お達者で。