先日、はなの避妊手術があった。
手術自体は無事に終わって、術後の経過も順調。
とりあえずは一安心。
今回の手術は1泊入院だったのだけど、はなにとってははじめての外泊。
入院の日が近づくにつれ、どうなることかと不安が膨らんでいった。
今までのはなは、病院に行っても大したことはされていなかった(せいぜい注射くらい)せいか、病院に行くのはそんなにキライではなかった。
むしろ先生たちにかわいがられる、ウレシイ機会ととらえていたようだった。
今回も尻尾フリフリで診察室に入り、しばらくは先生にお愛想を振りまいていた。
だが、ワタシが診察室から出るのを見た時には、さすがに仰天したらしく、
「えっ!なに!?どういうことっ!?」という表情をしていた。
そしてそのまま入院。
当たり前のことだが、今回のようにわれわれと離れたとき、それが一時的なものなのか、
今生の別れなのか、はなには判断することができない。
いつも一緒にいるわれわれと離れることが、はなにとってどんなに心細いことか。
「明日になったら迎えに行くから安心しろよ」と諭してみても、理解できるはずもない。
このときほど、「はながワタシの言葉をすべて理解できれば!」と思ったことはなかった。
その日、われわれ夫婦は、はなのいない、静かでサミシイ夜を過ごした。
はなと一緒に暮らすようになってもう7ヶ月。
一日だって離れたことはなかった。
「いないとこんなにサミシイのか・・・」と、まるでペットロスのような沈んだキモチになった。
次の日、われわれは、約束の時間キッカリにはなを迎えに行った。
「今連れてきますね~」と言う先生の入った部屋の中を見ると、
入院施設であるゲージに入って、がっくり首を落としている姿が見えた。
「ただでは済むまい・・・」と思っていたが、やはり相当キテいる様子。
少し遠くからではあったが「はなちゃん」と呼びかけてみる。
その声が聞こえるが早いか、目を輝かして走り寄るはな。
「お父さんとお母さんだっ!!」とばかりに、ヨロコビを全身で表現する。
疲労と興奮で、目の焦点は定まらず、まるでラリってるかのよう。
開腹手術のため、お腹の毛は剃られ、ハゲちょろけになっているのに、
お構いなしに興奮しまくっている。
そんなはながかわいくて、思わず抱きしめてしまった。
たった一日のことなのに、こんなに大騒ぎして、大袈裟だと笑われるだろう。
だけど、人からアホかと思われるくらい、それくらい心配してしまう相手がいる、というのは、
きっと、とてもシアワセなことなんじゃないだろうか。
そんなことを、はなのハゲちょろけになったお腹を見るたびに思うのである。
手術自体は無事に終わって、術後の経過も順調。
とりあえずは一安心。
今回の手術は1泊入院だったのだけど、はなにとってははじめての外泊。
入院の日が近づくにつれ、どうなることかと不安が膨らんでいった。
今までのはなは、病院に行っても大したことはされていなかった(せいぜい注射くらい)せいか、病院に行くのはそんなにキライではなかった。
むしろ先生たちにかわいがられる、ウレシイ機会ととらえていたようだった。
今回も尻尾フリフリで診察室に入り、しばらくは先生にお愛想を振りまいていた。
だが、ワタシが診察室から出るのを見た時には、さすがに仰天したらしく、
「えっ!なに!?どういうことっ!?」という表情をしていた。
そしてそのまま入院。
当たり前のことだが、今回のようにわれわれと離れたとき、それが一時的なものなのか、
今生の別れなのか、はなには判断することができない。
いつも一緒にいるわれわれと離れることが、はなにとってどんなに心細いことか。
「明日になったら迎えに行くから安心しろよ」と諭してみても、理解できるはずもない。
このときほど、「はながワタシの言葉をすべて理解できれば!」と思ったことはなかった。
その日、われわれ夫婦は、はなのいない、静かでサミシイ夜を過ごした。
はなと一緒に暮らすようになってもう7ヶ月。
一日だって離れたことはなかった。
「いないとこんなにサミシイのか・・・」と、まるでペットロスのような沈んだキモチになった。
次の日、われわれは、約束の時間キッカリにはなを迎えに行った。
「今連れてきますね~」と言う先生の入った部屋の中を見ると、
入院施設であるゲージに入って、がっくり首を落としている姿が見えた。
「ただでは済むまい・・・」と思っていたが、やはり相当キテいる様子。
少し遠くからではあったが「はなちゃん」と呼びかけてみる。
その声が聞こえるが早いか、目を輝かして走り寄るはな。
「お父さんとお母さんだっ!!」とばかりに、ヨロコビを全身で表現する。
疲労と興奮で、目の焦点は定まらず、まるでラリってるかのよう。
開腹手術のため、お腹の毛は剃られ、ハゲちょろけになっているのに、
お構いなしに興奮しまくっている。
そんなはながかわいくて、思わず抱きしめてしまった。
たった一日のことなのに、こんなに大騒ぎして、大袈裟だと笑われるだろう。
だけど、人からアホかと思われるくらい、それくらい心配してしまう相手がいる、というのは、
きっと、とてもシアワセなことなんじゃないだろうか。
そんなことを、はなのハゲちょろけになったお腹を見るたびに思うのである。