子犬生活

愛犬「はな」としつけの日々

ジャイアンの到来

2005年07月26日 | 他のペット
新参ペット、コッピーを増員した。
今まで2匹だけでつましく暮らしていた彼ら(でかコッピー&ちびコッピー)だが、2匹しかいないせいか、常にケンカが絶えなかった。
まるで倦怠期の熟年夫婦のように、顔を付き合わせればケンカ、ケンカ・・・、という具合だったので、対策を検討したところ、「コッピーの数を増やして群れを作ればケンカしなくなる」という情報を得た。
早速、さらに2匹を増員し、ついでに「ビーシュリンプ(ハチエビ)」なる小エビも導入。
かくして、コッピー4匹&エビ2匹の、大所帯なファミリーを築くことに。

それにともない、今までの小さいオウチ(200mlくらい?)から、大きなオウチ(3L)にお引越し。
水草も増やしてみる。なかなかどうして立派なオウチ。
いいぞ!なんだか「楽しい☆コッピーランド」ってカンジ。
あとは、コッピーの会社から追加コッピーとエビが届くのを待つばかり・・・。
いやがおうにも、「楽しい☆コッピーランド」への期待は高まる。

はたして、コッピー&エビが我が家にご到着。
「長旅オツカレさまでした。ようこそいらっしゃいました。」と、老舗旅館の番頭ばりにうやうやしく箱を開く。
長旅の疲れもなく、元気に泳ぎ回るコッピーとエビたち。
「さぁ!新しい家族だよ~♪」と、でかコッピー&ちびコッピーと引き合わせる。

と、そこで思わぬ誤算があったことに気が付いた。

デカイ。デカすぎる。
新しくやってきたコッピーのうち1匹が、他のコッピーたちと比べてあまりにも大きすぎるのだ。
ゆうに二回りくらい大きいのではなかろうか。
それは、今までイジメ役であったでかコッピーをはるかにしのぐ。

ヤバイぞコレは・・・、と思ったとたん、イヤな予感は的中。
いちばん大きなコッピーが、他の3匹のコッピーたちをイジメまくっている。
もちろんでかコッピーも例外ではない。
まさにジャイアン。ジャイアンコッピー。

ジャイアンコッピーのヤツ、早速、水槽の上層を自分のテリトリーと決め、そこに近付く他コッピーをとことん攻撃しまくっている。
仮にテリトリーに近寄らなくても、何がジャイアンの逆鱗に触れるのか、常に攻撃を受ける小さきコッピーたち。
「楽しい☆コッピーランド」どころか、「恐怖の専制君主・ジャイアン王国」といった様子だ。
幸い、エビたちは攻撃の対象とならず、平和に暮らせているが、他のコッピーたちがフビンでならない。

本当にとんでもないヤツが来てしまった・・・。

ところが、よくよく観察してみると、どうもヘンだ。
小さいコッピーの1匹が上層を泳ぐ→ジャイアンコッピーが攻撃する→攻撃が終わると、他のコッピーが上層を泳いでいる→ジャイアンコッピーが次の標的を攻撃する→以降、繰り返し・・・
といったカンジで、どうも小さいコッピーたちは、ジャイアンコッピーの目を盗んでは好き勝手にやっているらしい。
翻弄されているのはジャイアンコッピーのほうか??
このままじゃジャイアンのほうがストレスがたまってしまうのでは・・・。
今度はジャイアンコッピーのことが心配になってきた・・・。

小さいくせに、なかなか悩ましい生き物。コッピー。
いちばん翻弄されているのはワタシかもしれない。トホホ。