ヤットとスポーツライターの西部謙司の共著の本が、3月27日に発売になるようです。
底意地の悪いヤットウォッチャーである当ブログの管理人は、西部はん、うまいことやりはりましたな~(京都弁風)と思いました。
そう思う理由その1 金子達仁さんの場合
中田英寿氏にいち早く取り入り上げ、2006年くらいまでは、よく中田英寿氏との対談等でテレビに出ていた有名なスポーツライターさんですが、中田英寿氏がいなくなったあと、日本サッカーへの思いが薄れたのか、2010年のワールドカップ直前の週刊朝日では、「必然性のない勝利はいらぬ。負けろ、日本。未来のために」とまで書くようになりました。
2008年1月にMBSで放送された金子氏がMCを務める番組で、ヤットをゲストに迎え対談するなど、中田英寿の次のターゲットの1人としてヤットを考えていた節がございまして、それがうまくいっていたら、もうちょっと違う書き方をしていたかな~と、ニヤニヤしながら読んだ記憶がございます。(中田氏のかわりにヤットじゃあまり旨みがないかもしれませんが。)
と、かなり揶揄した書き方をしましたが、伊達公子さんや中田英寿氏をいち早く取り上げるなど、1990年代後半の金子氏の人を見る目は確かだったと思います。
ちなみに金子さんとヤットの対談の様子は、石田靖さんのブログに掲載されています。
http://ishida.laff.jp/blog/2008/01/post-10bd.html
そう思う理由その2 元川悦子さんの場合
以前、元川悦子さんもヤットのことを取り上げた本を出版されました。
しかし、ヤットとの共著ではないことから、ガンバ公式HPなどで取り上げられることはありませんでした。
以前このブログにも書きましたが、彼女の文章からは、彼女はヤットの人柄に好感を持っていることは間違いないです。この本は一種のラブレターとさえ思えるくらいの内容でした。
元川さんは比較的早い時期からヤットを追っかけていましたが、西部氏はヤットと本格的に仕事で一緒になることが多くなったのは、2011年終わりくらいだったので、西部氏がヤットと共著で本が出せることを元川さんはどう思っているのだろうかと、余計なお世話なことが頭に浮かびました。
で、余計なお世話ついでなのですが、この本、取材対象への愛があることは間違いがないので、読んだことのないヤットファンの方には、ご一読を薦めます。