昨日の続きですが、キヤノン電子(7739)は1/26に早くも12月決算の短信を出していたんですね。
http://www.canon-elec.co.jp/finance/pdf/08kimatu_tansin.pdf
しかしこれはすごい次期見通しです。これでは何を信じて良いか分かりません。
H20.12期 売上高114,888百万円、経常利益、11,132百万円、当期利益6,025百万円が、
H21.12期見通し 売上高100,000百万円、経常利益、3,200百万円、当期利益1,600百万円
です。
EPSは39.07円ですから、今日の終値1,048円はPER26.8倍です。
また、配当は未定とあります。
経営者も分からないということですね(笑)。
H20.12期も当初売上高見込み123,500百万円、経常利益16,750百万円(利益率13.6%)から売上高116,900百万円、経常利益11,300百万円(同9.7%)に下方修正しましたが、着地は売上高114,888百万円、経常利益11,132百万円(同9.7%)とまずまずだったわけですが、これが経常利益率3.2%予想という訳ですから、如何に強烈な見通しかお分かりかと思います。
こうなるとPER系の指標は全く機能しないことになりますから、PBRや時価総額などの純資産系を見るしかありません。つまり、株主資本比率が高い安全な銘柄の中で時価ベースの自己資本比率の比較ということになるでしょう。株主資本比率が高くても資本金、資本剰余金の占める割合が高い企業は避けるのが賢明です。
これなら昨日この銘柄が下げたのもうなずけますが、これから出る決算は皆似たようなものですから、親会社のキヤノンがどの程度の決算見通しを出して来るのか注目されます。
高配当銘柄も減配を視野に入れて選ばないと大変なことになりますね。
テセック(6337)は以前1,000台で保有し、売却しましたが、今期配当が40円→10円です。
http://www.tesec.co.jp/6337_20090109_2.pdf
株主資本比率90%近い実質無借金会社ですが、この減配で配当利回りは6.3%→1.6%です。
こんな事例もあると本当に銘柄選びは難しいですね。
http://www.canon-elec.co.jp/finance/pdf/08kimatu_tansin.pdf
しかしこれはすごい次期見通しです。これでは何を信じて良いか分かりません。
H20.12期 売上高114,888百万円、経常利益、11,132百万円、当期利益6,025百万円が、
H21.12期見通し 売上高100,000百万円、経常利益、3,200百万円、当期利益1,600百万円
です。
EPSは39.07円ですから、今日の終値1,048円はPER26.8倍です。
また、配当は未定とあります。
経営者も分からないということですね(笑)。
H20.12期も当初売上高見込み123,500百万円、経常利益16,750百万円(利益率13.6%)から売上高116,900百万円、経常利益11,300百万円(同9.7%)に下方修正しましたが、着地は売上高114,888百万円、経常利益11,132百万円(同9.7%)とまずまずだったわけですが、これが経常利益率3.2%予想という訳ですから、如何に強烈な見通しかお分かりかと思います。
こうなるとPER系の指標は全く機能しないことになりますから、PBRや時価総額などの純資産系を見るしかありません。つまり、株主資本比率が高い安全な銘柄の中で時価ベースの自己資本比率の比較ということになるでしょう。株主資本比率が高くても資本金、資本剰余金の占める割合が高い企業は避けるのが賢明です。
これなら昨日この銘柄が下げたのもうなずけますが、これから出る決算は皆似たようなものですから、親会社のキヤノンがどの程度の決算見通しを出して来るのか注目されます。
高配当銘柄も減配を視野に入れて選ばないと大変なことになりますね。
テセック(6337)は以前1,000台で保有し、売却しましたが、今期配当が40円→10円です。
http://www.tesec.co.jp/6337_20090109_2.pdf
株主資本比率90%近い実質無借金会社ですが、この減配で配当利回りは6.3%→1.6%です。
こんな事例もあると本当に銘柄選びは難しいですね。