気象庁は15日、鹿児島市の桜島で大規模な噴火が発生する可能性が非常に高くなったとして、噴火警戒レベルを現状の「3」(入山規制)から、上から2番目に高い「4」(避難準備)へ引き上げました。レベル4への引き上げは、2007年に噴火警戒レベルの発表が始まって以来初めてのことです。
気象庁によると、15日午前7時ごろから島内を震源とする地震が多発し、島内の傾斜計と伸縮計で山体の膨張を示す急激な地殻変動が観測されたそうです。気象庁は、桜島のうち昭和火口と南岳山頂火口から3キロ以内の周辺地域に、重大な影響を及ぼす噴火が切迫していると警戒を呼びかけています。噴火警戒レベルは、噴火した場合に危険な範囲のほか、周辺住民や登山者らが取るべき行動を5段階で示しています。
桜島は、約2万6000年前に誕生したとみられ、活動中の南岳など3峰からなる。1914(大正3)年に発生した大正噴火では、山体から約30億トンの溶岩が流出し、東側の大隅半島と陸続きになったそうです。昭和火口は、46年に溶岩噴出を伴う大噴火を起こしました。2006年に活動を再開し、13年にも噴煙の高さが5000メートルに達する爆発を起こしています。一年中爆発している桜島です。火山灰も一年中降っていますが、火山性地震など大噴火の可能性が懸念されています。心配です。
気象庁によると、15日午前7時ごろから島内を震源とする地震が多発し、島内の傾斜計と伸縮計で山体の膨張を示す急激な地殻変動が観測されたそうです。気象庁は、桜島のうち昭和火口と南岳山頂火口から3キロ以内の周辺地域に、重大な影響を及ぼす噴火が切迫していると警戒を呼びかけています。噴火警戒レベルは、噴火した場合に危険な範囲のほか、周辺住民や登山者らが取るべき行動を5段階で示しています。
桜島は、約2万6000年前に誕生したとみられ、活動中の南岳など3峰からなる。1914(大正3)年に発生した大正噴火では、山体から約30億トンの溶岩が流出し、東側の大隅半島と陸続きになったそうです。昭和火口は、46年に溶岩噴出を伴う大噴火を起こしました。2006年に活動を再開し、13年にも噴煙の高さが5000メートルに達する爆発を起こしています。一年中爆発している桜島です。火山灰も一年中降っていますが、火山性地震など大噴火の可能性が懸念されています。心配です。