まちとも こころのおもむくままに

==ボランティア時々写真撮影==
日々の暮らしの中で感じたこと、時々撮る写真などを綴っていきます。

「つらい思い知って」 拳銃強奪事件受け精神障害者らがメッセージ

2019-06-20 21:31:38 | 障害者福祉
gooニュースに標記の記事が掲載されています。
毎日新聞の6月20日付の記事です。
ブログの「ニュースに関する投稿」から投稿を試みましたが、なぜかこのニュースはそれに連動していませんでした。
通常の投稿で掲載します。

記事の前文は次のとおりです。
「大阪府吹田(すいた)市の交番で警察官が刺されて拳銃を奪われた事件で、強盗殺人未遂容疑で逮捕された飯森裕次郎容疑者(33)が精神障害者保健福祉手帳を所持していたことが報じられ、精神障害者や家族らに動揺が広がっている。精神障害者らでつくるNPO法人「地域精神保健福祉機構・コンボ」(千葉県市川市)は19日、ホームページに「つらい思いをしている私たちの思いを知ってほしい」と呼びかける文章(https://www.comhbo.net/?page_id=22624)を掲載した。」

この文章については、まちともの所にもメールで通知されてきました。
今回の事件が、精神疾患に基づくものなのか検証されていない中で、マスコミはあたかも精神疾患によるものというような報道を一方的に大量に流しています。
そんな中で、多くの精神障害者が不安を強め、動揺している人もいます。
多くのみなさんに当事者の思いを知っていただき、障害についての理解を深めていただきたく、ここに紹介しました。

マスコミの一方的な報道は、障害者へのマイナスイメージを拡散するだけです。
ひきこもりについてもしかり。
一人一人が個別の事情をかかえており、その個々の状態を理解することなしに、十把一絡げで決めつけるような報道姿勢は改めてほしいものです。
受け取る側も、個別に考えていくことが大切だと考えます。

毎日新聞の記事は、当事者の声を伝えるということで重要なものです。
もっともっと当事者の声を取り上げてほしいものです。

「地域精神保健福祉機構・コンボ」のホームページを見ていただきたいと思いますが、メッセージ全文を掲載します。
6月16日に大阪の交番で、警察官の方が襲撃され、拳銃を奪われる事件が起こりました。襲撃されて大きな怪我を負ってしまった警察官の方が一日も早く回復されることをお祈りいたします。

16日には、容疑者の写真が公開されました。17日には、容疑者の所持品には、精神保健福祉手帳2級や、精神科への診察券をもっているとの報道がありました。

17日には、どの時間帯のどの報道番組を見ても、同じ内容を出しているので、精神障害を持つものとして、とても辛いと感じています。

これから、また私たちが地域で生きづらくなったらどうしよう。今、外に出たら、何か言われるのかもしれない。精神科の病院やクリニックに行かなければならないけど、交通機関で何か言われたり、ジッと見られたりしないだろうか。仕事に行くのに、何か言われたりしないだろうか。などと、そんなことをつい考えてしまう程に私たちは、世の中が怖いと思ってしまいます。

他の当事者、その家族の皆さんも、同じように辛い思いをなさっているのではないでしょうか。

私たち精神障害をもつものは、いっぺんに大量の否定的な情報を浴びると、それに影響をうけ、強いストレスを感じ、こころが傷つきます。

傷つくことに、慣れるとか、影響を受けないようにするということはとても難しく、「ぞっ」として頭の回転が固まってしまうほどです。

そして、そのあとの行動や日々の生活に影響が出てしまいます。

家から出づらくなったりしている人も多いのではないでしょうか。施設などに通うのもためらったりしている人もいるのではないでしょうか。

精神障害をオープンにして働いている人たちも、職場では周囲の人に理解があったとしても、辛い、傷ついた、自分は大丈夫だろうか、と感じている人もいると思います。また職場によっては、上司だけが障害のことを知っていて、周りの人は知らないこともあり、その中で今回の事件のあと、肩身の狭い思いをしているのではないかと心配しています。

私たちは、「ぞっ」として、驚き、そして戸惑って頭の回転が止まってしまっているのかもしれません。周りの人はそれほど私やあなたに注目しているわけ
ではないかもしれません。私たちは、こういう時こそ、「しなやか」に考えることが必要なのではないでしょうか。

頭の中身を書き出したりして、いっぺん否定的な考えを脳から外に出して、
自分に関係ないこと、自分に関係するかもしれないことを、整理整頓をして、
戻すことをすることで、すこし楽になることもあるかもしれません。私たちは
ストレスで、傷ついてもそこから回復することがあるということを体験から、
知っています。それには時間がかかることがあることも知っています。


色々な立場の人が世の中にはいるのはわかっています。でも、今辛い思いをしている私たちの思いは知ってほしいと考えています。

認定NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ
共同代表 宇田川健
理事 増川信浩
理事 藤野英明
理事 佐々木理恵

長光寺のヤマアジサイ

2019-06-19 18:00:00 | 写真
静岡市葵区桂山の長光寺に多くの種類のヤマアジサイが咲いているとの情報で、撮影に行ってきました。
長光寺は、安倍川支流の中河内川沿いにあります。
境内に回廊式の庭園があり、多くの種類のアジサイが見られます。

長光寺は、こんな山間にあり500年ほどの歴史を持つ寺です。



長光寺の横を流れる中河内川に吊り橋が架かっています。
農作業用の軽トラックはここを渡るようです。


本堂裏側にアジサイが咲いています。



アジサイに囲まれた小道。



枯葉の積もった石段の手前に。



なぜか朽ちた水車が。



境内のすぐ横を中河内川が流れています。



本堂の周りに多くのアジサイが咲いています。



多くの種類のヤマアジサイが植えられていて、花はこの先10月頃まで順次咲いていくようです。
また撮影に行ってみたい所です。

子どもも大人も一緒に田植え

2019-06-17 20:16:22 | 地域福祉


昨日、地区社協と小学校PTAが合同して田植えを行いました。
明け方までの雨も上がり、抜けるような青空の下、遊水地内にある田で行われました。
子ども20人余を含めて総勢60人を超える人たちが参加しました。

今年で4回目となる稲作です。
作業の段取りもスムーズにいくようになりました。
作業手順の説明の後、田に入ります。
2枚の田があるので、それぞれ10数人ずつに分かれて、横1列に並んで田植えをします。



最初は泥に足を取られてぎこちなかった動きも、終盤になれば慣れた手つきで苗を植えていきます。



参加者が多く、予定の時間よりだいぶ早く植え終わりました。
全員で記念撮影してから、地区社協に参加している農家の方に稲作についてのお話をうかがいました。
稲作に必要な水をどのように確保するのか、稲の成長に合わせてどんな作業を行うのか説明がありました。
興味がある子は、自由研究のテーマにしてもいいのではと提案もありました。
子どもたちにとっても稲の成長が楽しみのようです。



田植えだけでなく、稲刈り、脱穀、収穫した稲の藁を使った正月飾り作りと、年間を通して子どもと大人が一緒に作業します。
子どもたちには稲作の大変なこと、稲は米を収穫するだけでなく、いろんなところで使われていることを学ぶ機会になるよう取り組んでいます。


ジャカランダ咲く

2019-06-16 17:51:37 | 写真
先日、今日の1枚でジャカランダを取り上げました。
もう少し咲いているかと改めて見に行きました。
多少は花が増えているようですが、あまり変わりません。
よく見ている方も、今年は少ないねと言われていました。
この花には青空が合うようなので、今日のジャカランダの様子です。

一番よく咲いている木から。



撮影の角度を変えてみました。



葉が茂って、花が多少咲いている木もあります。



こちらは、数房の花だけが咲いていました。



花の接写は風が強くて難しいので、こちらは4日前の撮影。



ジャカランダの木は、JR清水駅東口前の公園に植えられています。
この先も機会があったら撮影に行ってみます。