暑さがぶり返し、定点観測地の景色も盛夏です。
8月後半といえば、自由研究のお題があったので参加します。
小学生の頃は、昆虫の標本を作るか工作で済ましていました。
中学生になるとそうもいかず、今ごろから夏休みの終わりに向けていろいろ考えたものです。
1年か2年か忘れましたが、自由研究に困って、当時集めていた切手を模造紙に貼って提出しました。
祖母が新聞配達をしていて、小学校高学年から、それを手伝い、小遣いを稼いでいました。
それで切手を収集するようになりました。
そこそこあった切手を、いくつかのテーマに分けて説明を書き、提出しました。
これが意外にも注目され、校内の発表会に出ることになり、当時の町内3中学校の発表会に学校代表で出ることになってしまいました。
思いもよらぬ展開に、困ったことになったと思ったものです。
人前で話すことが苦手だった私は、発表会当日、順番を待っている間、緊張して震えていたようです。
付添いの先生から「大丈夫?」と声をかけられても、大丈夫なわけがありません。
発表を終わってからのことは覚えていません。
その場から、一刻も早く離れたい気持ちが強かったのでしょう。
50数年前の自由研究には、ちょっと苦い想い出があります。
ちなみに切手収集は中学まで。
収集した切手の大半は、大学生の時の帰省の交通費になってしまいました。