「ジャズでめぐるニューヨーク」常盤武彦

4/18　移動時間のお相手をこやつに奪われてから
すっかり本を読まない生活になっています。反省。

といいつつもちょこちょこ読み進めていたコチラ↓を読了。



今まで私が読んだジャズ本やらDVDやらは、
ジャズ創世記からの歴史や一人のミュージシャンに焦点をあてたものばかりでした。
（となるとどうしてもマイルスで止まってしまう）
これはこれで初心者の私には勉強にもなるし楽しかったのだが、
今回のような「ジャズの今、ニューヨークの今」が
書かれている本は、別の意味で非常にオモシロイ。

自分がこの目で見たことのある馴染みのあるミュージシャンが、
なぜこの人と組んだのか？
どういう経緯で、どこで演奏してて世に出て来たのか？
などが解説されてます。
もちろん大御所たちの「今」もね。

まあ「今」のことを書いてるわけだから、
ジャズ雑誌をちゃんと読んでいれば得られる情報なのかもしれないけど
でもこうやって系統だててまとめて読めると頭が整理されるのです。

巻末にはニューヨークのライブスポットリストなどもあり
ジャズ三昧な旅を空想するのに役立ちます。
空想で終わらせたくないけど。笑。