「地の果て 至上の時」中上健次 2006年04月13日 | 読書メモ 4/12 現代日本文学を専攻した私世代にとって、 ゼッタイに避けては通れない作家、中上健次。 (とは言っても会社の後輩が中上ファンだと知った時は驚いたけど) 彼が亡くなった時は、本気でお墓参りに行こうと思うほど やはり私も彼が好きでした。 和歌山県の熊野・新宮を舞台に、 路地と言われる被差別と そこに脈々と流れる血や運命をテーマにした重厚な作品群。 多層的で時間も超えさせる神話的世界観は、 . . . 本文を読む