『姫恋物語』 ～１７歳～ 「伝説の男」

【注】この時の姫は常に偽名を使ってたのでこの話では
『姫』→『理奈』『ぉ嬢』→『茜』
で書かせていただきます（笑）

茜と男友達７人ぐらいでカラオケ行ったら
１人だけ見たコト無い人がおって
コレがまたスゴイ男前。
岡田准一似☆

人見知りをまったくせん理奈はすぐ仲良くなって
ほぼ毎日遊ぶようになった。

理奈の２コ上のその人は
『しんちゃん』

男前やし優しいし
茜とよく「しんちゃんかっこいいよねぇ～♪」
って言よった。

ある日「２人で遊ぼ」
って誘われて夜ドライブに行った。

何か２人で遊ぶといつもと違うしんちゃん。
外人？？？みたいな喋り方で
「りなぁ～。この服かわうぃ～ねぇ～☆」
はっ？可愛いって言ってんの？
何その喋り方！
ここで少し引いた理奈・・・。

その後、車止めて車の中で喋りよったら
キスしようと顔を寄せてきたしんちゃん。
理奈は顔を引いて逃げたら
また・・。
んで逃げる理奈。
４回ぐらい繰り返した時しんちゃんの口から出た言葉が・・・

「もぉ～。りなぁ～。俺はキトゥトゥキかぁ～♪」

はっ？？
もぅ意味不明どころの騒ぎじゃないんですけど！！
何？キトゥトゥキって！
顔を前後させたけんってキツツキ？？

マジで理奈ちゃん。
ドン引きです（笑）

ＢＧＭは鬼塚ちひろの『月光』でした。
かっこいいと思ったのは勘違いでした。
しんちゃんは外人でした。
そしてキトゥトゥキでした。

姫。１７歳。短い恋の終わりは寒い１１月の夜でした。