こちら
出演しているのは、
フランキー:ジャロッド・スペクター(ブロードウェー)、
トミー:デイヴン・メイ(ラスベガス)、
ボブ:ジョシュ・フランクリン(ツアー)
そして、
ニック:マイケル・インガーソル(シカゴ)!!!
わ~~、マイケル、久しぶり~!
まず「シェリー」から始まったわけですが…無敵のヴォーカルであるはずのジャロッドの声がちょっとブレていて、心配な出だしです。(だって、彼のエミー賞のパフォーマンスなんて完璧でしたからね)オケ伴だと、音が取りにくいんでしょうか?それとも、大きな会場で緊張してる?…それとも、舞台では歌わない“You better ask your Mama Tell her everything is alright~”の部分を歌ったからか…はたまた、普段と違う、あまりに眩いジャケットの「襟」に調子を狂わされたとか??(たしかに「眩しい」素材だ)
それと、臓腑に響くマイケルのバスの音もイマイチだ。これ、サウンドミックスが悪いんだろうか?(っていうか、カメラはマイケルをもっと映してくださいよ!)彼は向かって右端にいますが、小柄な人ではありますが、ベースの声はかなり通るんですよ。あれでシカゴのハーモニーは締まっていて良かったんですよ~
でも、December63:Oh What a Night!では本来の上手い歌を聴かせてくれています。この人は見るたびにパフォーマーとして洗練されていくようです。ニック役ももうすぐ1000回を迎えるんだそうで…このままいくとJ.ロバート・スペンサーよりも多くの回数ニックを演じた俳優になるんじゃないでしょうか。
そう言えば、シカゴにいるとき、お昼過ぎに劇場の窓口へチケットを買いに行ったら、マイケルが知り合いの人と劇場の前で立ち話をしていたことがありました。あんまり普通に立ち話をしてるもんで、その辺の普通のお兄ちゃんだと思っていたら…よく見たらマイケルじゃありませんか!でも、あまりに真剣そうに話し込んでいるもんで、割り込めませんでした(私は結構チキンです)
ボブ役のジョシュ・フランクリンは、今年初めにアンドリュー・ラネルズがブロードウェーに行ったあと、ツアーのキャストとして迎えられたばかりの人ですね。実は、その間にも一人いたのですが、その人は「実力不十分」ということで、すぐに降ろされているはずです。JBはよくこういうことがあるようですね。
ただ、ツアーのボブ役にはアンドリューが戻るんだそうで、ブロードウェーには、新作に出演するために一時JBを去っていたセバスチャン・アーセラスが戻ってくるそうです。
これで、私の「アンドリューのボブを観るチャンス」が一気に遠のきました!で、このジョシュ君、悪いけど…私がこれまで観たボブの中でも「いまいち」だ。セバスチャンみたいに「雰囲気が苦手」じゃないだけマシ…みたいな~。ツアーがアンドリューを戻したがるのも分かる気がします。
ジャロッドの方は、曲が進むにつれていい感じになっていきましたね。とにかく、ジャロッドは元々のヴォーカル・パワーが素晴らしい。一点の曇りもないファルセットが出せる人です。「君に瞳に恋してる」では、やけにゴージャスなホーンセクションだ(笑)
今回のパフォーマンスは、あっという間に終わったトニー賞の時と違って、じっくり聴かせてもらえて良かったです。ジャロッドは「際限なく高い声が出せる」という強烈な武器を持っておりますが、やはり、「表現」の部分になると、声の「足腰の弱さ」が気になってしまいます。(でも、顔が可愛いから許す…ちょっと無表情だけどね)
これなら、マチネに出ているコーリー・グラントも負けておりません(はいはい…)この夏に、ブロードウェーでJERSEY BOYSをご覧になる予定の方におかれましては、マチネのフランキー・ヴァリもジャロッド・スペクターに勝るとも劣らぬ歌を聴かせてくれることをわたくしが「保証」いたしまして、終わりにいたします(?)
結局、これを言いたかったらしい
【追記】
わ~い、マイケル~!
facebookへのコメント、ありがとう!(ここで書くなよ
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