
THE PRODUCERS(プロデューサーズ)に続くMel Brooks(メル・ブルックス)のミュージカルYOUNG FRANKENSTEIN(ヤング・フランケンシュタイン)。現在、シアトルでトライアウト中。そして10月にはブロードウェーでの公演が始まります。
フランケンシュタイン博士役はTHE PRODUCERSのCarmen Ghiaでお馴染みRoger Bart(ロジャー・バート)。彼の恋人であるエリザベスがMegan Mullally(メーガン・ムラリー…という読み方でOK?)彼女は人気ドラマWILL & GRACEにレギュラー出演していたそうで、SEINFELD(となりのサインフェルド)以外のドラマには詳しくない私は「あっ、そう!」って感じだったのですが…でも、トライアウトの写真見て…なんか見たことあるよ、この人…で、名前にも見おぼえがあるし…で、調べてみましたら、しっかりSEINFELDに出演しているではありませんか!!それも、結構有名なエピソードにね。
例のdouble-dipのときのGeorgeのガール・フレンドですよ!!
このエピソードは第4シーズンのThe Implant(ホンモノ?ニセモノ?)日本版DVD、出ています。
GeorgeはBetsyといい感じで付き合っていたのですが、どうも「いま一歩」踏み出すことができない。その原因ってのは、二人でカウチに座るとき、いつも彼女がGeorgeの右に座る。右利きのGeorgeとしては、左側に座ってくれた方が「いろいろ」便利なのに…。この日も右側に座った彼女に…(トップの写真)
GEORGE: Can I ask you a question? Would you mind switching seats?
(ちょっといいかい?場所、替わってくれないかな?)
BETSY: Oh, actually, I really prefer to sit here. I don't hear very well out of this ear so, I always try to sit to the right of people.
(ああ、私はこっちの方がいいの。右の耳がよく聞こえないのでね。だから私はいつも人の左側に座ることにしてるのよ。)
GEORGE: I'll shout.
(叫ぶからさ!)
BETSY: Well, I really think I feel more comfortable here.
(ええ、でも、私はこっちの方がいいのよ。)
でも、Georgeは実力行使で場所を替わってしまいます。
GEORGE: See, now, is that so bad?
(ほら、悪くないでしょ?)
BETSY: What? (えっ?)
途端に聞こえなくなるらしい…
こういうジョーク、日本ではムリでしょうね
で、突然電話が鳴って、なんとBetsyのおばさんが亡くなったという悲報が入るのでした。
なんかうまくいかないGeorge。
後日、Jerry、Kramerとサウナに行ったGeorgeですが(どうでもいいけど、この3人のサウナシーン、あんまり見たくありませんよ~笑)そこで「一緒に彼女のおばさんの葬式に行くべき」とアドバイスされるのです。
JERRY: …It's a golden opportunity to advance the relationship. She's crying, you put your arm around her and console her...you're the consolation guy!
(…これって関係を前進させるには絶好のチャンスだよ。彼女が泣いていて、君は彼女を抱きしめて慰める。君は慰め役になる。)
GEORGE: I'm the consolation guy...?
(僕が慰め役?)
KRAMER: Consolation Guy is big.
(慰め役って大役だぞ!)
JERRY: Her aunt dying is the best thing that ever happened to you.
(彼女のおばさんの死っていうのはお前にとっては最高の出来事になるってわけさ。)
KRAMER: It's like ten dates in one shot.
(デート10回分の値打ちはあるな。)
JERRY: This confers upon you instant boyfriend status. The family's there...you're taking care of things...you're gettin' the sandwiches...you're the rock!
(これは君に即席ボーイフレンド・ステイタスを与えるよ。彼女の家族だっているわけだし…そんな中で彼女にサンドイッチを取ってきてあげたりして…君は素晴らしい人ってことになる!)
GEORGE: It's in Detroit though, it's an expensive flight.
(でも、デトロイトなんだよ。航空券が高いよ。)
KRAMER: Why don't you get a "death in the family" fare?
(「遺族割」使えよ!)
で、結局GeorgeはBetsyに付き添ってデトロイトへ行きます。この"death in the family" fare(遺族割)って、主治医の死亡診断書が要るということで、葬儀に来ていた医師をうまく言いくるめて死亡診断書もうまくゲットできる予定だったのですが…
ポテトチップスをdouble-dipしたばかりに、すべてが水の泡になってしまったのでした。
そのあたりのいきさつはこちらに
さて、このBetsy役のMegan Mullally。
前回の記事のPeterman氏もそうなんですが、声のよさが際立っている女優さんですよ。やはり、こういう人は舞台での活躍の場が与えられることになるんですね。きっと歌もうまいんでしょう。何でも、このエリザベス役は(突然、ヤング・フランケンシュタインの話に戻ってますので…)当初、あのKristin Chenowethの起用も噂されていたという話ですから、やはり歌唱の要でもある役どころなんでしょう。
そう言えば、例のBEE MOVIEにも声の出演をしているようです!
このように「私の守備範囲」にいらっしゃる方は、これからも要チェックってことですね!
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