こんばんは~(^_^)/今朝は、カラッとしていて、秋になったようで悲しいけど気持ちいい良い天気でした。ただ、夜になったら、ちょっとむしむししてきた感じ。
今日は、宮崎県綾町で「綾ユネスコ エコパーク記念式典」に出席(^_^)自然環境・照葉樹林保全、自然との共生、本物作りといった前町長の郷田氏の先見性、そしてその考えを見事に引き継がれ、素晴らしい取組に発展させた前田町長が運転する綾町の方々。そして、それをサポートされてきた国内の多くの関係者の方々。
その努力の結果が、今回の「ユネスコ エコパーク」の登録☆
さて、「ユネスコ エコパーク」とは。ユネスコとは、UNESCO。教育、環境、文化などの保全やその活用、さらなる推進を目的とした国連の期間です。そこの取組で有名なのが、世界遺産やジオパークなどの登録。実は、エコパークをインターネットで検索すると色々引っかかります。固有名詞として存在してしまっているんですね。
ここで言うエコパークは、ユネスコが推奨する取組のことで、他の固有名詞と分けるために、頭に「ユネスコ」を付けて「ユネスコ エコパーク」ということにしたとのこと☆
個人的には、もうちょっと違う言い方が出来なかったものかと思う。なぜなら、周囲の人が正しい認識を出来ない可能性があると思っている。というのも、日本で「パーク」という単語を使うと、テーマパークというイメージがある。フラワーパークなるものだったり…。
それを見た人は、綾に来れば、エコパークという施設があると勘違いしてしまうのではないか。そして来てみれば、エコパークと呼ばれるアミューズメントパークは存在しない。どういうこと??ということになってしまわないかな。
エコパークに登録されたということは、それだけ綾の自然環境や、自然との共生に関する取組が認められたということ。そうであることを知った上での訪問なら、問題ない。
しかし、それを知らずテーマパークがあると思ってきた人はわけが分からず、「面白くない」という印象を受けるのではないかと思う。もしくは、同じく表面だけ見る人は、綾について表面だけ見て、理解することを諦めて、来ることさえしないのかなと。
るるぶとかで紹介されると、そこまで細かく紹介せず、見る人は分かるかなと思う。「世界遺産!!」なんて、非常に分かりやすい単語。文字だけで、世界的に認められた遺産なんだと。
ジオパークも同じ。世界地質遺産といったように、名前を変えれば、より分かりやすかったのではないかと思う。でも、それだと世界遺産の取組と区別が付かないからダメなのかな。
きっと名前を付けた人は、一生懸命考えたんだと思う。苦情が出るのも当たり前。すべての人が納得する名前なんて無いのかもしれないけど。
今、霧島で国立公園と合わせて、ジオパークの取組を推進している身としては、横文字ではなく、もう少し良いネーミングは無かったのかなと。それこそ、日本の文化でしょ。単語を構成する漢字を見るだけで、予想出来る。
同じ、「はし」でも「橋」と「箸」がある。「蛎」と「柿」。面白いね。平仮名で見たら、文章の流れを見ないと分からないことが、感じを見ただけで分かる。
さて、綾の魅力は、照葉樹林だけではないと思う。その歴史なのではと。
もちろん、照葉樹林はすごい!見たい方は照葉大吊り橋からぜひ眺めてほしい。吸い込まれそうになります。圧倒的な緑です。やっぱり春~初夏でしょうか。何がってその量とか奥深さだよね。
しかし、その照葉樹林の価値って最近まで全然知られていません。何がすごいの??っていう感じです。ちょっと語弊がありました。知っている人は知っている。その素晴らしさを。価値を。
ただ、知っている人以外の人が分からない。価値を。それより、家を建てる木がほしい。スギヒノキがほしい。そんな時代です。
環境庁が出来た頃は、4大公害の時代。界面活性剤を川に流して、生き物がいなくなろうが、自分の生活を潤わせることが大事。
今聞くと、最悪のことのように聞こえるけど、そんな時代。でもいつも言っているのは、その時代のことを悪く言わないでほしい。だって、誰もがそれを求めていたんだもん。木を切っていた人を責めるのはお門違い。日本としてそんな時代でした。
しかし、そんな時代から綾町は、自然と共生し、本物作りの産業を目指す。綾はそれで行こう!!と。当時どんな批判があったのか。そんなことして何が儲かるんだと。
一時期の綾は「夜逃げの町」と呼ばれていた時代もあったようです。そんな時代を乗り越えて、考え方の根本を変えずに、取組を進めてきた。
そして、今綾全体で照葉樹を核とした取組を進めるための活動を地道にされている。そこに面白さがあると思っている。
霧島では、どうすればうまくいくんだろう。何がベストなんだろう。どうすればみんな一つになるんだろう。想いだけではうまくいかないこともいっぱいある。人間対人間だから。常識じゃ、説得できないこともある。「うん」と言ってくれない。自分が常識かは分からないけど(^_^;)
霧島の魅力をもっともっと磨きたい。素材はすごい!!宝石も磨かないとただの石。違う色を塗ってしまっては、まったく価値はない。
ダイヤにはダイヤの魅力、サファイアにはサファイアの魅力がある。綾には綾、錦江湾には錦江湾、阿蘇には阿蘇。そして霧島には霧島の魅力がある。その考え方をいかに共有して、そこに向けた取組していくか。
階段は長いなぁ(*^_^*)がんばろ。
最後に今日の綾の人たちを紹介!!
綾小学校の合唱。素直にすごいと思った。頑張って歌ってました(^_^)
河野耕三先生(綾町嘱託職員)。綾の取組の中心で活躍されています☆霧島のノカイドウ保全でもお世話になっています(^^♪
木佐貫ひとみさん。フリーのアナウンサーです。素晴らしい司会をされていました。やっぱりプロは違いますね。聞きやすい!!
富田涼都さん(静岡大学)。お久しぶりです!三方五湖で知り合いました。環境倫理学に関する研究をされています。とっても面白い。
左からMisaChiさん(ボーカリスト)、村上由哲さん(村上三絃動)、村上由宇月さん(村上三絃動)。MisaChiさんの素晴らしい歌声、村上さんお二人の素晴らしい三味線の音色。ユネスコ エコパークの魅力がかなり上がりました。
左から下村ゆかりさん(てるはの森の会)、宮大生、宮大生、相馬美佐子さん(てるはの森の会)。色々お世話になっています☆綾に行くのは、みなさんに会いたいのもあるかも。ホントはここに黒木さんもいてほしかったけど(^_^;)
と、今日は魅力的な時間を過ごすことが出来ました。色々考えることもあるけど、若さは非常に大きな魅力。若いうちに若々しいことをやらないで何をやる!!知恵を出すのは、大先輩の方々で、それを超えるくらいの行動力で、自分磨きをしたいな~と思った1日でした。
では~。
あ、忘れてた(笑)
今日1日を楽しくしてくれた二人!
それでは(^_^)/
今日は、宮崎県綾町で「綾ユネスコ エコパーク記念式典」に出席(^_^)自然環境・照葉樹林保全、自然との共生、本物作りといった前町長の郷田氏の先見性、そしてその考えを見事に引き継がれ、素晴らしい取組に発展させた前田町長が運転する綾町の方々。そして、それをサポートされてきた国内の多くの関係者の方々。
その努力の結果が、今回の「ユネスコ エコパーク」の登録☆
さて、「ユネスコ エコパーク」とは。ユネスコとは、UNESCO。教育、環境、文化などの保全やその活用、さらなる推進を目的とした国連の期間です。そこの取組で有名なのが、世界遺産やジオパークなどの登録。実は、エコパークをインターネットで検索すると色々引っかかります。固有名詞として存在してしまっているんですね。
ここで言うエコパークは、ユネスコが推奨する取組のことで、他の固有名詞と分けるために、頭に「ユネスコ」を付けて「ユネスコ エコパーク」ということにしたとのこと☆
個人的には、もうちょっと違う言い方が出来なかったものかと思う。なぜなら、周囲の人が正しい認識を出来ない可能性があると思っている。というのも、日本で「パーク」という単語を使うと、テーマパークというイメージがある。フラワーパークなるものだったり…。
それを見た人は、綾に来れば、エコパークという施設があると勘違いしてしまうのではないか。そして来てみれば、エコパークと呼ばれるアミューズメントパークは存在しない。どういうこと??ということになってしまわないかな。
エコパークに登録されたということは、それだけ綾の自然環境や、自然との共生に関する取組が認められたということ。そうであることを知った上での訪問なら、問題ない。
しかし、それを知らずテーマパークがあると思ってきた人はわけが分からず、「面白くない」という印象を受けるのではないかと思う。もしくは、同じく表面だけ見る人は、綾について表面だけ見て、理解することを諦めて、来ることさえしないのかなと。
るるぶとかで紹介されると、そこまで細かく紹介せず、見る人は分かるかなと思う。「世界遺産!!」なんて、非常に分かりやすい単語。文字だけで、世界的に認められた遺産なんだと。
ジオパークも同じ。世界地質遺産といったように、名前を変えれば、より分かりやすかったのではないかと思う。でも、それだと世界遺産の取組と区別が付かないからダメなのかな。
きっと名前を付けた人は、一生懸命考えたんだと思う。苦情が出るのも当たり前。すべての人が納得する名前なんて無いのかもしれないけど。
今、霧島で国立公園と合わせて、ジオパークの取組を推進している身としては、横文字ではなく、もう少し良いネーミングは無かったのかなと。それこそ、日本の文化でしょ。単語を構成する漢字を見るだけで、予想出来る。
同じ、「はし」でも「橋」と「箸」がある。「蛎」と「柿」。面白いね。平仮名で見たら、文章の流れを見ないと分からないことが、感じを見ただけで分かる。
さて、綾の魅力は、照葉樹林だけではないと思う。その歴史なのではと。
もちろん、照葉樹林はすごい!見たい方は照葉大吊り橋からぜひ眺めてほしい。吸い込まれそうになります。圧倒的な緑です。やっぱり春~初夏でしょうか。何がってその量とか奥深さだよね。
しかし、その照葉樹林の価値って最近まで全然知られていません。何がすごいの??っていう感じです。ちょっと語弊がありました。知っている人は知っている。その素晴らしさを。価値を。
ただ、知っている人以外の人が分からない。価値を。それより、家を建てる木がほしい。スギヒノキがほしい。そんな時代です。
環境庁が出来た頃は、4大公害の時代。界面活性剤を川に流して、生き物がいなくなろうが、自分の生活を潤わせることが大事。
今聞くと、最悪のことのように聞こえるけど、そんな時代。でもいつも言っているのは、その時代のことを悪く言わないでほしい。だって、誰もがそれを求めていたんだもん。木を切っていた人を責めるのはお門違い。日本としてそんな時代でした。
しかし、そんな時代から綾町は、自然と共生し、本物作りの産業を目指す。綾はそれで行こう!!と。当時どんな批判があったのか。そんなことして何が儲かるんだと。
一時期の綾は「夜逃げの町」と呼ばれていた時代もあったようです。そんな時代を乗り越えて、考え方の根本を変えずに、取組を進めてきた。
そして、今綾全体で照葉樹を核とした取組を進めるための活動を地道にされている。そこに面白さがあると思っている。
霧島では、どうすればうまくいくんだろう。何がベストなんだろう。どうすればみんな一つになるんだろう。想いだけではうまくいかないこともいっぱいある。人間対人間だから。常識じゃ、説得できないこともある。「うん」と言ってくれない。自分が常識かは分からないけど(^_^;)
霧島の魅力をもっともっと磨きたい。素材はすごい!!宝石も磨かないとただの石。違う色を塗ってしまっては、まったく価値はない。
ダイヤにはダイヤの魅力、サファイアにはサファイアの魅力がある。綾には綾、錦江湾には錦江湾、阿蘇には阿蘇。そして霧島には霧島の魅力がある。その考え方をいかに共有して、そこに向けた取組していくか。
階段は長いなぁ(*^_^*)がんばろ。
最後に今日の綾の人たちを紹介!!
綾小学校の合唱。素直にすごいと思った。頑張って歌ってました(^_^)
河野耕三先生(綾町嘱託職員)。綾の取組の中心で活躍されています☆霧島のノカイドウ保全でもお世話になっています(^^♪
木佐貫ひとみさん。フリーのアナウンサーです。素晴らしい司会をされていました。やっぱりプロは違いますね。聞きやすい!!
富田涼都さん(静岡大学)。お久しぶりです!三方五湖で知り合いました。環境倫理学に関する研究をされています。とっても面白い。
左からMisaChiさん(ボーカリスト)、村上由哲さん(村上三絃動)、村上由宇月さん(村上三絃動)。MisaChiさんの素晴らしい歌声、村上さんお二人の素晴らしい三味線の音色。ユネスコ エコパークの魅力がかなり上がりました。
左から下村ゆかりさん(てるはの森の会)、宮大生、宮大生、相馬美佐子さん(てるはの森の会)。色々お世話になっています☆綾に行くのは、みなさんに会いたいのもあるかも。ホントはここに黒木さんもいてほしかったけど(^_^;)
と、今日は魅力的な時間を過ごすことが出来ました。色々考えることもあるけど、若さは非常に大きな魅力。若いうちに若々しいことをやらないで何をやる!!知恵を出すのは、大先輩の方々で、それを超えるくらいの行動力で、自分磨きをしたいな~と思った1日でした。
では~。
あ、忘れてた(笑)
今日1日を楽しくしてくれた二人!
それでは(^_^)/