マサポンの「のほほ~ん」

音楽の話とアホ猫のリンの話と普通の日常を書いていきます。

いま、思うこと。

2019年06月18日 | 日記
最近よく思う事。
ミュージシャン。楽器やボーカルなどね。
長年やってると、多分人生の中で最高期って有ると思うのね。それがいつなのかは自分ではあまり気が付かない。
そのままその時期を過ぎてしまう事って普通に有ると思う訳。僕自身もいつが最高期だったのか分からないし。これらは、作曲家、作詞家、編曲家の人にも言えるんじゃないかなっとも思う。
当然、みんなさん日々切磋琢磨して勉強、練習してると思うけど、プレーヤーに関して言うと、身体能力や、体力も関係する所もあったりして。
でも、音楽やってる人に言える事は、最高期過ぎた後でも、味、と言えるものが出てくるのではないか。
いわゆる個性であったり、味と言うものが。若かりし時には気付かなかったものに気付いて、それが演奏や創作に加わるのではないか。好きなバンドの1番売れてる時期のライブ映像を見て初々しさを感じ、20年後のライブ映像を見て、バンドとしての熟された感じと音楽を楽しんで演奏してる感じ。若い時には感じなかった温かみを感じた。そう言うものなのかな。技術的には確かに劣ってるけど、それはテクニカルな部分だけ。味はぐっと増してる。
そこで思った。僕はどうなんだろう?
12歳から独学でピアノを弾き始め、
バンドを組んでキーボードにのめり込み、55歳になってもキーボード弾いてる。オタマジャクシの楽譜は今だに苦手だし、コード書いてないと弾けない。なのにお陰様で、仕事になってる。
とうに最高期は過ぎてる。それは自分で実感できる。僕の弾くキーボードには個性があるだろうか?味はあるのだろうか?最近よく考えてしまう。
死ぬまでキーボード弾いてるだろうけど、いつ引退するかな?