(読了時間 7分 今回は普通のボリュームです)
・NISA枠ほぼ全売りの理由
・バイデン政権について
・ハズレた場合のリカバリー方法
・トルコ選挙、大接戦
債務上限問題で
素人投資家が売りに走ると予想して、
私は今まで一度も売らなかったNISA枠の売り注文を
大量(88%・米国株のみ)に出しました。
決め手はジムクレイマー氏の発言。
「今は5月最終週に備えて
現金比率をちょっとだけ高めておくといいかもしれないよ」
という程度のニュアンスなのですが
この人、基本的にブル派なんですよね。
長い歴史を見ると違うかもしれませんが、
S&P500が19%下がった2022年でも、
株以外の債券のほうがいいかもって言ったのを
(私が見たのは)2回くらいしかありませんでした。
その彼が現金と言っているので
ここに大きく賭けたいと思います(もはや投機。
悪い投資方法なのでオススメしません)
追記 しくじったかも……
「債務上限問題のデフォルト確率は2~3%」サマーズ元財務長官 - ほぼ日記
もう一つの理由ですが、
バイデン政権の統治能力ですね。
特に、この経済危機の
可能性を
上手く収束できない印象を私は持っているので
そっちの確率に賭けようかなと。
(共和党マッカーシー議長やトランプ氏支持者も
まとまらないからこそ、この問題が
長引くと予想しているわけですが)
バイデン政権についての悪評価
(興味ない人はトルコ選挙までスキップしてください)
バイデン政権って
ブレーンに理論派の頭でっかちが多いのか
新しい変化に弱い印象です。
政権基盤に民主党左派の強行派が力を持っていて
現実的な政策を出せないのかもしれませんが、
悪い言葉で言えば、
「愚鈍なのに、おっちょこちょいの素人臭い理想主義者」
印象的なのは
アフガニスタンのタリバンによる占領。
米軍撤退も計画性や柔軟性を
まるで感じられず、
今回のインフレ対応にしても、
FRBに丸投げで
政府が財政支出に工夫しようとする意図すら
見えません。
銀行危機も最大手JPモルガンを太らせただけで
計画経済化の方向に思えてしまいます。
イエレン財務長官はベテランで学者なわけですが、
効率賃金理論という
賃金上昇で生産性が向上する1914年のフォードシステムに見られるような
好循環を長期で実現させたいのかもしれません。
移民で労働市場が成長し続ける状態なら
グローバルな価格競争にも勝てるはずですが、
最先端でない分野はアジアやグローバルサウス勢に
シェアや工場を奪われる気がします。
ドル安が大前提なのかもしれないし、
イエレンさんに詳しいわけでもないので
私の憶測はこの程度で。
それとも、あえて株価をここでクラッシュさせて
インフレを一気に退治
ついでに混乱の責任を共和党になすりつけつつ、
2024年大統領選挙を有利に運ぶ計画かな……と。
ただ、トランプ政権再来は……というと
高関税と防衛費の要求増大で
日本経済にとっては最悪になりそうな予感。
財務長官はサマーズ様(民主党)に今すぐ交代して欲しいです。
ハズレた場合のリカバリー方法
これで
債務上限問題があっさり片付いて爆上げしたら
プギャーして笑ってください。
2024年から新NISA枠になるので
そこに余った資金を回して
リバランスを気取りながら
しくしく枕を涙で濡らそうと思います。
NISAの保有分の中で
『アライアンス・バーンスタイン米国成長株投信Bコース』だけ
損切りになってしまうのですが、
トータルはプラスなので、まぁいいかなと。
NISA枠って非課税ってだけなので、
最後に売却してプラスにならない限り意味ないと考えました。
売れるなら、売れるときに、売ってしまえ、ホトトギス 方針。
「eMAXIS Slim 全世界株式」じゃなくて
「eMAXIS 全世界株式」
を間違えて一部買ってしまい
モヤモヤしていたので
そこだけ心理的にスッキリしそうです。
(利益度外視)
トルコ選挙、大接戦
5月28日にトルコの決選投票で
野党統一候補が勝てば、
トルコ債を買う!
あのインフレで今の大統領が強いということは、
トルコ経済はそんなに悪くないのかも。
以上です。