ほぼ日記

Gold、銀がどう動く?議会ねじれによる債務上限問題

今回は、
歴史的な高値圏にあるGoldと、
Goldに連動しやすいのにまだ安い銀について。
(読了時間 短め 5分)

米債務上限問題の展開によっては、
貴金属が一気に上昇する場面も考えられるので、

一ヶ月くらいの短期投資(もはや投機)についての話です。

私が心惹かれてしまったので
いったん整理して落ち着こうと思います。


債務上限問題とは?

借金が増えすぎてインフレにならないようにするための知恵、
米国債の発行上限が法律で定められています。

米国の借金は増え続けているので
どこかで議会が合意して法改正しないと、
米国債はデフォルト(利息が不払い)する可能性があります。

ただし、そんなことになれば大問題になってしまうので、
毎回、最後には
議会が合意してきた歴史があります。

しかし、今回はもしかして違うかも……
というテール(極小)リスクを解説されています。

13分30秒あたりから

マッカーシー下院議長の選出に、
15回も投票してまとまらなかったという
異例の事態がありましたが、

共和党内部でも分断があり、
トランプ支持の強行派(フリーダム・コーカス)を
マッカーシー議長がまとめ切れていないのが
不穏な点です。

 

アメリカは長らく二大政党が続いてきたため、
エリートによる政治に対して
国民の反感や不満が溜まっている
と思われます。

日本だと漫画家の山田玲司氏が
「右か左かじゃない、上か下だ」
と格差問題と政治を語っておられましたが、
アメリカでもそんな感じでしょうね。

アメリカでは政治的に行動力のある人達がいて、
ティーパーティー(茶会運動)の支持層が
ワシントンのエリート政治家達に対抗しているという構図。
(裏にロシア工作員が絡んでいて
 Facebookを拠点に世論工作が
 行われていたりと国際政治はおそロシア)

 

となれば、債務上限問題の中身がどうかよりも、
「あいつらエリートを困らせてやろう」と
何でも反対!
になってしまう恐れを私は予感しています。

2011年の債務上限問題では長引いたために、
格下げ会社が米国債を格下げし、
金が2割近く一気に急騰しました。

今回はさらに長引くだろうとの解説者のお話ですが、
前回は衝撃のサプライズな出来事であっても、
事前に予想できてしまえば、
さほど相場にインパクトがないかな……と。

ただ、「基軸通貨はいくらでも刷れる」と巷でよく言われますが
ドルが基軸通貨でなくなる可能性もあるんですよね……
ポンドのように。

以上です。

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